先日入庫したオーバーヒートしたファイターSKG-FK71…23年式で新しいと思ったら、もう3年も経つんですね…
ちょっと前に書いたロアホースが付いて無かった車両です。
とりあえずロアホースを注文して吹き返しなど点検したんですが、言うまでもありません…
ボコボコ吹き返してます…
やっぱり…
お客様にとりあえずバラさないと正確な見積もりは出せませんと言うと、『新しい車だし使いたいから早く直して…』と。
早速バラして各部を点検していくんですが

途中気になった事…この新しい6M60はカムシャフトがフルフローティングになってるんですね…前の6M60はメタルだったような気がしますが、違ったかな…⁉︎
まあでもトラックのエンジンなんで出来れば交換可能なメタルにしてほしいのが本音です。
そんな事を考えてるそばから、カムシャフトのハウジングにキズが…
カムシャフト自体にも軽いキズが

微妙に爪で引っかかるけど、修正でなんとかなればと思い軽く修正かけた後、オイルクリアランスの測定。
基準値としては0.075~0.12mmで限度が0.25mm…
なんですが、測ってみると0.05mm…
焼き付く1歩手前でした。
カムシャフトも曲がりを点検したいんですが、当工場…恥かしい話、信用できる定盤が有りません…
…ので工場内で1番信用出来るブロック上で…


結果…振れが0.07mmなので0.035mmの曲がり。
曲がりの基準値が0.02で限度が0.04mmなので
数字上は合格…
しかしハウジングが基準値外で不合格…
整備書によるとカムシャフト、ハウジング、キャップは精密製造品の為、必ず同時交換して下さい…と
そんな高回転まで回すわけじゃないし、トラックのエンジンでフルフローティングにするメリットってどのくらいあるんだろ…


ちょっと前に書いたロアホースが付いて無かった車両です。
とりあえずロアホースを注文して吹き返しなど点検したんですが、言うまでもありません…
ボコボコ吹き返してます…
やっぱり…
お客様にとりあえずバラさないと正確な見積もりは出せませんと言うと、『新しい車だし使いたいから早く直して…』と。
早速バラして各部を点検していくんですが

途中気になった事…この新しい6M60はカムシャフトがフルフローティングになってるんですね…前の6M60はメタルだったような気がしますが、違ったかな…⁉︎
まあでもトラックのエンジンなんで出来れば交換可能なメタルにしてほしいのが本音です。
そんな事を考えてるそばから、カムシャフトのハウジングにキズが…
カムシャフト自体にも軽いキズが

微妙に爪で引っかかるけど、修正でなんとかなればと思い軽く修正かけた後、オイルクリアランスの測定。
基準値としては0.075~0.12mmで限度が0.25mm…
なんですが、測ってみると0.05mm…
焼き付く1歩手前でした。
カムシャフトも曲がりを点検したいんですが、当工場…恥かしい話、信用できる定盤が有りません…
…ので工場内で1番信用出来るブロック上で…


結果…振れが0.07mmなので0.035mmの曲がり。
曲がりの基準値が0.02で限度が0.04mmなので
数字上は合格…
しかしハウジングが基準値外で不合格…
整備書によるとカムシャフト、ハウジング、キャップは精密製造品の為、必ず同時交換して下さい…と
そんな高回転まで回すわけじゃないし、トラックのエンジンでフルフローティングにするメリットってどのくらいあるんだろ…

