春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

ヤマボウシ 真っ白

2020-05-21 | 樹木

今の時期樹木を真っ白に染め上げる、白い花と言っても花と見えるのは

総苞片であり,

お坊様の頭にかぶる、頭巾の見立て、それが山法師と言われる

所以です。 多くの方が知ってるヤマボウシ、この眺めは安行花街道の脇に

今見事に雪冠り。 

 

安行花街道に一際目立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

ピンク系のヤマボウシ

縁取りから色付き全体を

ピンク色に染め上げます。中央が花

秋の季節には赤実を付けます。

 

 

 

 

 

ウルフアイの名称の花を咲かせる

葉に個性があるヤマボウシ

 

 

    

 

3時近くなりましたが、安行地区は

この時季にしてはかなり寒いです。

長袖の作業衣を着込んで

ちょうどいいぐらいです。

 

 

 

 

 

 

 

 


ブライダル系 交配種 サボテン

2020-05-20 | サボテン

ブライダル系(イエロー ピンク)の2種の交配種のサボテン、実生苗

6年物、エキノプシス属とロビエンシスとの掛け合わせ、花姿は外輪ピンクが

フリル八重咲きの傾向、イエローが八重咲き、両者の違いは株にも表れてます。

 

刺の密度が違い、これから株が大きくなると、縦に伸びあがる性質が

出ると予想してますが、これはサボテン次第。 花咲、色は

交配種の特徴が出たサボテンと思われます。 イエロー系の外側ピンクのブライダル。

ともに10cm弱の大きさで、両株とも夕方に花を開き、翌日の午前中に花を閉じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エキノプシス系の花姿

メシベ、オシベ形状

 

 

ブライダル系のピンクの色彩

 

 

 

両株を見ても刺の違い、花色、花姿

が違います。右がタンゲマルが母体

左が花盛丸、ブライダルコスチュームとの交配種

6年物で最速で花を咲いてくれてます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


大型宝剣 開花

2020-05-19 | サボテン

記念にと当時の地区の班長からの依頼で、家のウチワの最高峰、大型宝剣を

4枚植えたのが20年以上前、これだけの自生の地で、大群生は稀な物。

 

大きな黄色の花。8cmは超えるオプンチワの最高峰、当時は珍しく、

増えることは期待してなかったですが、耐寒性、耐暑性、すべてに優れる

大型宝剣、今は巨大な姿で、芝川畔に生き続けてます。当時近くに公園を

作るのに何か珍しい植物を植えてほしいと言われたのを、覚えてます。

 

 

 

 

 

    

 

1枚の大きさが最大40cmにもなり、肉厚は3.5cm、そこから蕾を上げ

花を咲かせ花の下が果肉となり、結実すると大きな種袋を形成します。

 

 

 

 

 

 

       

 

団扇と言われる種類は細かに200以上と言われてますが、大型宝剣はその中でも

耐寒性 耐暑性 全てに優れ、この地で生き続けてます。

 


芍薬 ジャーマンアイリス 

2020-05-18 | 植物、花

毎年5月の初旬近くには、知り合いの長嶋造園のお庭には芍薬や、ジャーマンの

花々が咲き乱れる御庭を見るのですが、今年は昨日の日曜日に、出向きました。

 

やはり最盛期の花々は終わりを告げてましたが、それでも見事な咲きっぷり

流し撮りですが雰囲気だけでも感じ取ってくれれば、幸いです。

 

 

 

        

 

最高の花姿の季節は終わりましたが、多種多彩な色彩、花の形も1輪咲き、

八重咲き、翁咲き、毎年新品種が登場して、花舞台を彩ります。シャクヤクの

特徴は草木で冬は全て地上部が枯れます。多くの園芸品種が存在いたします。

 

   

 

   

 

  

 

  

 

  

 

右にはジャーマンアイリスの各種の花が咲いてました。少し物足りなく私には

思えますがそれでも驚くほどの多種多彩な彩りを見せてくれます。

 

レインボーフラワーと言われる由来はアイリスの仲間の中で最も華やかさ

のある多くの品種を生み出してきました。あらゆる色彩を花に展開させる

交配士の腕の技術が実った花と言われます。 全ての色彩が

出てるような感じを受けます?

根芋が土の中で冬を越します。 毎年は掘り起こさないと園主は言ってました。

耐寒性は抜群ですが、高温多湿には弱い面があるのが分かります。

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

外は薄暗くなり小雨が降ってます。

安行花き部の店頭には毎年今頃に

アジサイの鉢植えが入荷してきます。

 

 

    

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


温帯スイレン ヒツジグサ

2020-05-17 | 水生植物

埼玉岩槻城址公園は春の桜祭りが、有名ですが、私には今の季節

公園内の池に咲き誇る、数万の外来種の温帯スイレン、さらにヒツジグサ

 

が乱舞する光景が大好きです。未の刻(午後2時)に花が咲くゆえに

ヒツジグサと言われてますが、実際はかなり早い時間に咲きだします。

 

池の中央には八つ橋があり橋の中央からの眺めは、2種のスイレンの

圧倒的な花数、葉の美しさに、見とれるばかりです。 最初は外来種の

温帯性スイレン、花、厚み葉の美しさ、咲きだせば長くみなもに浮かびます。

右は咲き始め、まだ白色が強く、日にちを増せば赤みを帯びてきます。

 

 

 

 

 

 

 

八つ橋手前が温帯スイレンの生息

生育範囲内が見るとよくわかります。

手前がヒツジグサ、境界線が

はっきりわかります。

 

 

 

 

 

 

 

外来種の温帯スイレンと言われるスイレンは各地の池、沼に繁殖して強い生命力を

見せてくれます。かつて見沼池で12月頃まで最後の1輪を見たことがあります。

 

ヒツジグサ、可憐な白花はみなもに涼しさをこれから感じさせてくれます。

 

 

 

 

沼池で見かけた花々。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏の様な陽気

今日も無事に終われそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


サボテン交配種 レモンイエロー

2020-05-16 | サボテン

2014年に多くの交配種を作り上げてきましたが、種を作り採取して

翌年2015年に実生苗を作り始め、今年花を咲かせるサボテンの開花が

数点見られるに至りました。 

 

この花はロビビア属の黄掌丸(オウショウマル)

×エキノプシス属、タンゲマル、母体は短毛丸、両者の花色の交じり合った

混合色の薄い黄色、シベはエキノプシス属の形態。 花サボテンの交配は

花を咲かせての完成度、5年での開花の早さでは交配の相互のサボテンの

相性の良さにもあります。 10年過ぎても花を咲いてくれない株が

あることを、交配の難しさ、奥深さはまだ分かりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

当時の掛け合わせた短毛丸×黄掌丸

 

 

 

白色の花、黄色の花が混ざり合う混合色の

薄い黄色、名前を頂きました、レモンイエロー

早朝咲で、すでに帰宅したころ午後4時、花は

半分閉じてました。

交配種のプシス関係の花は1日花。あれから6年たち

当時の思い出は今も鮮明にすべてを覚えてます。

 

 

 

 

 

 

 

 


お花畑

2020-05-15 | 植物、花

春日部市役所が借り入れてる、個人の土地に毎年花を植栽したり

種を蒔いたりして、川沿いの小道を美しく飾る花々を10年近く

行ってるのを知ってます。 更地にしてる土地には固定資産税が

高くなります。 

 

市が有効的に使って固定資産税の軽減になることで、この川沿いは

多くのお花畑が増えてきました。  アヤメ シャーレ―ポピー ヤグルマギク

ジャーマンアイリスなどが今年も色とりどりに、咲いてました。

 

 

 

   

 

 

 

   

 

 

 

 

今年も1期目の固定資産税の

納期が5月の下旬です。

更地になってる土地所有者は

街中では税金が増しますね。

 

 

 

 

 

 

 


雑木林のエゴノキ

2020-05-14 | 樹木

この時期は沢山の樹木の緑が美しい雑木林の中でも、一際目を引く、エゴノキ

の花、日本の国内で多く見られる花、日本の自生種として知られてます。

 

落葉中高木の樹木は今、真っ白な花を沢山つけ、一際美しく目立ちます。

下に向けて咲く様子は2cmの多数の白い星形を見上げると、まるで

星屑、花言葉のように(壮大)な宇宙、 白花を吊り下げる今の季節が

一番の美しさ。  今の時期は圧倒される無数の花、これがエゴノキの

最大の魅力です。  この数年は街路樹はハナミズキ、サルスベリがケヤキや

公孫樹に変わり多く植栽され、個人のお宅には、エゴノキを植栽する

家庭が増えてきました。  安行雑木林のエゴノキ。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

花姿も美しいですが、地表に花が落ちる光景は雪が降ったの如く

一面を白くする光景は時期に来ます。 雑木林の舞台は今エゴノキが

独り占め、見る人も私独り占め。

 

 


安行原公園 花壇 清掃

2020-05-13 | 植物、花

数日前に、安行地区の公園各所で清掃(雑草取り、植え替え、その他)

婦人部が主体となり総勢8名、男衆は肥料を運んだり、諸々お手伝い、2名

何時のように、撮影は自治体に報告書をかね、写真添付して、行政から

必要経費を頂く。  写真は仕事の様子など詳しく載せることが常。

 

後は私の撮影で、報告書には載せない写真多数。 親方は承知。目につくのが

ギガンチュームの蕾が膨らんできました。 気温が20度を超えてくると

圧倒的に成長をはじめ、ネギボウズが色付き始めます。

 

 

 

 

 

 

小さな花の色付く(蕾)順番

 

 

 

 

全てが紫に色付く。

 

 

 

 

良く見られる巨大なボール玉

同場所の去年の花壇の中

 

 

 

 

ウツギの仲間の箱根ウツギが色変わりを始めてます。

最初は花弁は白、次第に紅色 1本の株から白~桃色~紅色

美しいウツギです。 箱根の名称ですが箱根にはニシキウツギが

多く存在して箱根ウツギでは無いと言われてるのが定説です。

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

      

急に熱くなりだしたので

日中の仕事はきついです。

夕方6時過ぎは夕焼けが眩しいです。

今日も何事もなく無事終了です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ジョンソンロビ 早朝開花

2020-05-12 | サボテン

米国の亡き交配士、ジョンソン氏が30年前に作り上げた花サボテン、30種の

中の一つ、肌色の色彩のロビビア属、多くの色彩の花を今では市場に

出回りますが、肌色の色彩の花は珍しく自宅でも1種のみ。

 

今では花サボテンとして確立して、ロビエンシス ロビプシスと多くの

交配種が生まれてます。 その元祖は 彼の作り上げたジュンソンロビが

出発の花サボテンです。  昼咲きの1日花。

 

 

 

 

 

花サボテン特有の内の縁取りに巻き付くオシベ

中央奥にメシベ、時間が経つにつれ

伸びあがってきます。9cm花。

 

 

 

 

 

 

 

これからがサボテン花の季節到来です。

いつも見て頂く会員さんには

感謝してます。

 

今日は公園内の花壇の整備を

女子部(と言っても皆さんベテランの

おばちゃんたちですが)でも男衆よりは

この手の作業はおばちゃんたちが1番です。

行ってきます。