春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

ベニバナトチノキ 

2020-05-11 | 樹木

今や街路樹、公園樹の中でも人気があるのが、紅花トチノキ、ここは

安行原公園、開花の数が毎年、どの場所より素晴らしく、花色の鮮やかさ

小さい頃から花付きが良く、ポチポチと花を付けますが、ここまでなるには

 

年数がかかります。 紅花トチノキは勘違いされる人が居ますが、トチノキの

赤花種では無く、セイヨウトチノキの交雑種です。

 

老木にありがちな樹皮の剥がれも見え、長い年月が、この花付きを

生み出してると理解します。 真夏の様な今日の気温、その中で

素晴らしい樹木に出会える、とても幸運でした。

 

 

 

 

葉はトチノキ特有の大きな手のひらの複葉で、トチノキに

比べると縁のギザギザが鋭く尖るのが特徴です。

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

     

 

 

ベニバナトチノキの老木の樹皮

にありがちな剥がれが、あちこちに

見えます。長い年数をかけて

大きくなった証しです。

樹木の花の素晴らしさを

今日は改めて感じました。

真夏の様な陽気でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


カーネーション

2020-05-10 | 植物、花

5月の第2日曜は、母の日 安行地区の花物取扱所の店頭には数日前から

カーネーションの多種多彩な鉢物が並んでます。 昨日は仲間の店を

お手伝いをしてました。 自分は4年前に親方からは、安行地区の全ての

店に手が足りない場合は、応援をかけてくれと言われて、今や沢山の

店舗に出かける機会が多数あり、多くの植物に接することが出来ます。

 

今日は仲間の店先のカーネーションを載せて見ます。

 

 

 

 

 

 

 

母の日以外は花など贈ることのない、自分は安行に勤めてからは

鉢物などは購入するようになりました。

 

日頃の感謝を込めて玄関の窓越しに、置くだけです。昨日購入です。

 

 

 

入り口からとても素敵なバラや花々が出迎えてくれる、お店、

社長やご家族の皆様、大変な時期ですが、コロナに負けないように

強い気持ちで毎日過ごし、花を愛でる仕事に取り組んでいらっしゃいます。

 

 

 

  

 

 

 

   

 

 

安行事務所に帰ってますが

天候は埼玉は急に風が

強くなってきました。

現在は青空が広がってます。

良き1日をお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


白花大輪 交配種 短金丸

2020-05-09 | サボテン

短毛丸×金盛丸の交配種、昨日の7時ごろから咲き始め、夜半に全開、

我が家では作り上げた交配種の中で、最も遅い開花8年目。

タンゲマルの開花性の良さと、金盛丸の花付きの悪い性質を改良した

美しい多弁な花は、すべて短金丸に受け継がれました。

 

金盛丸の花に受粉し、結実したことが成功の秘訣、交配士の方のアドバイス

有難うございました。 写真はすべて寄贈いたします。

 

 

 

 

 

短毛丸、広く栽培されてる名品

エキノプシス属

 

 

   

 

×

 

金盛丸の花は見ることの

少ないサボテンです。

 

   

 

両者の一番良い性格。タンゲマル 多花生の良さと

金盛丸の多弁の美しい、八重咲きと言われる美しい花。継承してます。

 

 

 

両者の花姿

紅鳳丸と短金丸。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見て頂き有難うございました。

 

 

 

 

 


紅鳳丸 開花 サボテン

2020-05-08 | サボテン

エキノプシス属の中でも珍しい深紅の大輪花を咲かせる紅鳳丸

昨日夜半から開花する。 5月下旬~6月に咲くのが通例、夏の宵のイメージが

ありますが、最初から大型の真打が花を咲かせるとは。

 

原産地はアルゼンチン北部(この地域には多くのエキノプシスのサボテンが存在いたします)。

全開が夜半の2時ごろですが、早朝の5時の撮影です。7個のうちの5個

開花。 花茎15cm、花は10センチ強 、株は15cmの扁平状の古株。

 夜咲の1日花。香りは無し。

プシスは多くが白花で、香りがユリの香りですが無臭です。

 

花は多くの個体差が有り深紅でも紫系が強い株、赤花の濃淡もあり多種です。

広大な原産地で分布する株は土地柄で色彩が違うのが出ます。

 

 

 

 

 

 

 

     

 

サボテンの大型の花のシベには他のサボテンに見られない特徴があります。

開花が始まるとメジベはまだ花管の中央に隠れてます。 花全開になるにつれて

中央にメシベは開かないで伸びあがってきます。

オシベは中央の下段に特に沢山集まり、受粉しやすいように待機します。

しかし多くのサボテンは自家受粉は行われないのが現実です。種作りが難しい。

なので交配士の方が登場して、多くの素晴らしいサボテンを作り上げるのです。

 

 

最終にはメシベも広がりを見せて

受粉を確実にする形をとります

 

昨日の夜の7~8時ごろの様子。

開きが始まります。

 

 

蕾や花はサボテンのどの場所から出るのかを

良く店頭で聞かれます。

大型の花の蕾は刺が出る場所

刺座の上段から花茎を出して開花します。

 

 

暖かな1日でした。

短金丸は明日の開花予定ですが?

 

 

所用で大宮駅からタクシーを拾いましたが

驚くことに駅前のタクシー駐車場には

いつもなら待機待ちの数多く車両が並ぶのですが

数台しか車両配置だけです。

運ちゃん曰く、運転手も車両も

今は本部に待機中。客数が激減。

埼玉県は感染者数が多く、5月一杯は

緊急事態処置を継続中です。

 

安行事務所で今日の報告書を書き終えて

今ブログも終了。 3.20.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ジョンソンロビ サボテン開花

2020-05-07 | サボテン

花サボテンの中でもジョンソン氏が作り上げた、ジョンソンロビの名称の

サボテンは今でも不滅の名品として、世界のサボテン愛好家の記憶に

残ってます。 

 

交配士であったジョンソン氏のジョンソン商会は、30数年前に、30種の

花サボテンを作り上げその名品は多くの交配士の方々に参考になって、世界に広まった

サボテンいわゆる花サボテン、今は商会も無くなり彼も亡くなりましたが、彼の名を残す

 

花サボテンの名品は我が家にも生き、大きく成長をしてます。

その一つジョンソンロビ名称の深紅の花サボテンが咲き始めました。

数年前から移動が困難で軒下に置きっぱなし。 多少の雨や雪はしのげます。

 

 

 

 

 

 

ジョンソンロビの名称は1種だけでなく、広く使われてます。深紅の

ジョンソンロビは9年前に8cm位の高さで、サボテン栽培場から購入しました。

下5年前に初めて頂上に多花性の豪華な花冠を見せてくれました。高さを増して

1m以上にもなる柱サボテンと確信してましたが?

 

 

去年を見てください、この花数驚きの70輪近く咲きだし、蕾の重さて時間をかけて

柱が曲がり横向きになってしまいました。多数子吹きもして、同時に直立下部に老化現象が急に起こり

 曲がり始める現象も発生。 現在は蕾を多数持ってますが今年の花数が少ないのは

去年のは反動と理解してますが? 2019年 の状態。

 

 

 

 

 

ジョンソンロビは忘れられないサボテンとなりました。

 

現在の自宅での花サボテン。

 

白美人、王冠咲5重連が1か月以上咲き始めてます。

 

 

   

 

2種の夜花は2日で開花します。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


八福神 ユーホルビア属

2020-05-06 | 多肉植物

八福神は数十年前、タイ、バンコク郊外で、日本の当時ジッポー会社のオリジナルとして

造られたトウダイグサ科、ユーフォルビア属の多肉植物です。

 

色彩の2対の花の様な形は、苞葉で多彩な色を出します。 中央の部分が花です。

多花性、耐寒性 耐暑性、すべてに優れ、長い間色彩豊かに、彩りを見せてくれます。

我が家ではすでに3月の終わりごろには、苞葉の美しい姿が見られます。

幹にはとても鋭いトゲを出す八福神です。

 

東南アジアのベトナム タイなどでは、家の守り神として、玄関や門の

入り口に巨大な八福神を多数見てきました。

 

 

 

 

 

苞葉の色の緑色が時間が

立つにつれ赤に変わります。

 

 

 

懐かしい現地の八福神

 

 

 

花キリンは多くの品種が出回ってます。

幹に刺の無い花キリン

商品名がシャインキッス。

深紅の花が美しい品種。

 

 

 

シャインキッスは花のサイドから

再び苞葉を出し2段咲き、

3段咲きと変化してくる花キリン。

 

 

大花花キリンと言われる品種

 

 

 

 

花キリンの原産地はマダガスカル

幹が下に這うように伸びる

刺も強刺、

花も原種ゆえに小さく

この改良種が現在の沢山の花キリンです。

 

 

 

 

馴染みの薄い花キリン、

現在みられる多種多彩な

花キリンたちは原産地の原種から

生まれた歴史があります。多種多彩

な色彩を出します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


開花迫る 巨大な蕾 サボテン

2020-05-05 | サボテン

5月になると、多くの花サボテンが蕾を上げて、咲き始めてきます。

種類はエキノプシス、ロビビア、ロビエンシス、ロビプシス、

交配種のサボテンたちの花の競演になります。 

 

今年は最初に大型の

花を咲かせる、エキノプシス属の紅鳳丸、さらに種から育て上げた、初めての開花

短金丸が咲きだす異例の開花になります。 夜花の1日花、あと数日で

開花 蕾の状態を久しぶりに早朝の撮影を載せて見ます。

 

短毛丸と金盛丸との交配種 短金丸 作り上げたサボテンで10年の

歳月がかかってますが、私も初めて見られる花、期待をしてます。

 

左、紅鳳丸 右、短金丸。

 

 

 

 

 

2017年開花時、しかしかつて

群生咲は1度もありません。

今年は満願が叶いそうです。

出会いの少ない紅鳳丸。

深紅の花を。

 

 

 

 

短毛丸×金盛丸の掛け合わせ、 短金丸 実生苗から10年目で開花です。

花はどの様な形状か、色彩は純白、果たして香りは、エキノプシス属両者の掛け合わせ。

交配種つくりは多くは作らないのが私の主義。種は残しますが。

これは交配種つくりの鉄則として聞かされてきました。

 

 

 

 

 

数日で開花いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ホオノキ 開花

2020-05-04 | 樹木

自分が樹木の中で最も愛する花、朴の木の花、毎年早めに御苑内に来るのですが

3月27日から閉館してます。 ホオノキの花は4月の下旬ごろから咲き始めます。

残念ですが長い間追いかけてきた、樹木最大の花は御苑では今は見られません。

 

この時のために見つけてた、埼玉岩槻、城址公園のホオノキの花を載せます。

この花は最初の1日だけが見事に花を見せてくれますが、 この中にすぐに

香りで花を見つけ昆虫たちがシベをまさぐると、綺麗さは無くなります。

 

一瞬の撮影にかけてる撮影者は、過去に花図鑑の中にあと2人居ました。

個体数が少なく、ホオノキに出会うことが少ない樹木。花の美しさは一瞬。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本で最大の樹木の花、ホオノキ

美しさ、気品、葉の大きさ

どれをとっても

見事です。

更に続くのはタイサンボクの花

樹木の花に目が離せません。

 

 

 

 

 


輸入サボテン 30年目 仁王丸

2020-05-03 | サボテン

30数年前に、ボリビアから輸出代行業者に頼み、現地のエキノプシス属を

数点依頼をかけました。 当時長野の今の交配士のお父様がまだ現役のころ

輸入の手続きを後押ししてくれました。 当時は羽田の植物検疫所での直接の

受け取りで輸入国の検疫証明書が必要で、やり方を聞いて、すべて自分で

手続きを行ったのを忘れもしません。 根に土が付着したり、病原菌が見つかれば

その場で処分されることも、数十年の中にはありました。 今日のサボテンの輸入物

 

懐かしく4年ぶりに移植でした。 しかし株自体も重く、サボテン刺に、

悪戦苦闘で何とか1人で大鉢に移植が終わりました。作業工程は載せるのは

久しぶりです。 高さ35cm 直径15cm 重量あり。

 

一番は根張りがしっかり確認できたのと、培養土に根が確実に絡んでるので

赤玉、鹿沼、燻炭、軽石、ゼオライト、バーミキュライト 424423の配合が正解

と確信いたしました。 根に絡みつく白いネジラミもなく良好でした。

 

30年前以上は根は付いて無く、球形の

10cm位の株でした。

今は高さが増すサボテンです。

 

 

4年前の植え込みの時は、多くの細根をカットして植え込みました。

輸入球の根張りは大変難しく、見た限りは良好な根張りと思われます。

培養土に根が絡みさらに細根が絡みつく、サボテンの鉢中の良好な根張りです。

 

 

 

植え替えは今後はしないつもりで左の大鉢に移植しました。

すでに強刺で重く持つことが出来ません。

 

 

 

   

植え替え完了です。生長点あたりの茶に変色した色が、気にかかり去年から

春先に移植をして根の状態を確かめました。 異常無し、今年の成長を

これから確かめます。

 

  

 

30年ばかり名無しのサボテンでしたが、輸入した時のラベルがありませんでした。

しかし去年花が咲いてこの花を見てエキノプシス属、仁王丸と確信いたしました。

 

特徴は大きな白花、(15cm)しべの多さ、へばり付く様なオシベ、メシベは中央から

伸び上がる、株の刺の出方。  サボテンの専門業者にも見てもらい確信を

いたしました。 ボリビアの山間部に咲く薫り高き、1日の夜花は今年も

咲いてくれるでしょうか。

2019年7月開花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ヒトツバタゴ 開花

2020-05-02 | 樹木

別名、なんじゃもんじゃの木。 細い花びらを枝先に多数つけ、

5月の初めごろに安行地区に咲き始めてます。 なんじゃこの木は

と言われる、わからずの木からの由来が、別名です。

 

細い花の様に見えますが、良く見ると筒形の花の全体が4つに裂けてる

形状です。樹木の上部を真っ白に染め上げます。葉の美しい

緑色滑らかさ、5月の上旬に真っ白に樹木全体を染め上げる姿は

5月に相応しい樹木です。 安行地区ではこの1本だけです。希少種となってます。

 

花と緑の振興センター内にある樹木ですが、5月連休は閉鎖されてるので

安行花街道からの撮影です。全体像が撮れません。お許しを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お馴染みのレッドロビン、垣根に良く使われます。紅の美しい樹木ですが

植え付けると、強い性質で数年で大きくなり、毎年剪定して樹勢を整えなくては

大きく育つので困ります。 自宅で20年前に道路前に20本細い苗木を20mに

植栽しましたが今では毎年剪定、春先には古い葉を道路に

落とし、毎日の

掃除で、これから垣根を作る人は、要注意です。 剪定も掃除も私の分野。

 

10年前に川口駅前、リリア文化会館前に植栽したレットロビンは2年前

剪定を1回して寸止めをしましたが、毎年小さな美しい、花を咲かせます。

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

     

     

 

 

巨大に育つ、レットロビンもあります。 8m近い樹高の木。

 

 

 

明日は久しぶりの休み

自宅のサボテンを植え替えを

する予定ですが?