昨日の産経歌壇、伊藤一彦選一席の歌。
もうたぶん共に暮らせぬ遠方の内定先を子のため祝う 西村真千子
(伊藤氏評) この春に学校を卒業した子供さんだろう。
就職の内定はとてもめでたく嬉しいが、この先
「もうたぶん共に暮らせぬ」に寂しさがにじむ。
作者西村さんとはメールアドレスを存じあげないのでこのブログ上だけのやりとりである。
何年か前から注目している人である。
こころの内の表現に飾りがなくてとても好感できる。
私は事情があり短歌を止めてしまったけれど、
一首を産みだす推敲の苦しみの過程はよく理解できる。
さらりと詠んでいるようであっても、消しては書き・・・
そうして出来た一首ではないだろうか。
今回の入選歌も、こんな気持はきっと大勢の人が味わっているに違いないだろう。
けれど、それを歌で表現できるのは限られたごくわずかの人であると思うので
彼女の更なる力詠を楽しみにしたい。
西村さん! おめでとうございます(*^_^*)
もうたぶん共に暮らせぬ遠方の内定先を子のため祝う 西村真千子
(伊藤氏評) この春に学校を卒業した子供さんだろう。
就職の内定はとてもめでたく嬉しいが、この先
「もうたぶん共に暮らせぬ」に寂しさがにじむ。
作者西村さんとはメールアドレスを存じあげないのでこのブログ上だけのやりとりである。
何年か前から注目している人である。
こころの内の表現に飾りがなくてとても好感できる。
私は事情があり短歌を止めてしまったけれど、
一首を産みだす推敲の苦しみの過程はよく理解できる。
さらりと詠んでいるようであっても、消しては書き・・・
そうして出来た一首ではないだろうか。
今回の入選歌も、こんな気持はきっと大勢の人が味わっているに違いないだろう。
けれど、それを歌で表現できるのは限られたごくわずかの人であると思うので
彼女の更なる力詠を楽しみにしたい。
西村さん! おめでとうございます(*^_^*)