貼り付け式のアルバムはずいぶん処分したけれど
差し込み式の方は全く進まない
昨日もどうしたものか〜と書棚を開き思案
結局今回も捨てられずにまた仕舞い込む事となった
山や旅の写真は捨てるに忍びない思いにかられる。
その当時の私にいっとき戻してくれたり
どんな思いでそこに向かっていたかなど・・
どうでも良い過去が捨てられないーと言うのはどうかとも思うが
とりあえず今回の写真の断捨離は見合わせです。
その写真の中には懐かしい横長のものも多く
繋ぎ合わせて見る風景は今も新鮮です。
下の写真は博多で短歌の全国大会を終えてから
飛行機で対馬へ行った時のもの
当時万葉集にも興味のあった時期であり
博多まで行ったら足を伸ばして
防人の最前線対馬へは行っておかなくちゃ!! と。
宿からタクシーで展望台へ行っていただき
高みから見た対馬の溺れ谷といわれる風景です
実際はもっと青々してきれいで、しかも太古の風景。
ここに立った事は犬養さんのおっしゃった
時代を戻す のには充分な場所でした
話はそれますが水上勉の本の中の一節が今も浮かんで来ます
「晩秋の余呉湖のほとりに佇ってみたまえ」
その場所に行って佇んでみる・・・
色々な思いがすんなりと心に入って来てくれることもあるでしょうし
? だったことが解けることもあるかもしれない
どんな旅でもその人なりのスタイルで出来ればgood!ですね
タクシーは戻ってしまった為、下り道は当然独り。
蜂の群れに追われて大変な思いをしたのですが
何とか刺されずに逃れたのでそれも思い出。
下ればそこは海。
潮が満ちてくると海の中の鳥居⛩がみられ
山すそには和多都美神社があります
二日目に乗った町営の連絡船の青年操舵手の方が
航路を少し外したのでと手招きしてくれて
満潮の海に立つ鳥居を見せてくれました
あいにく写真は撮らず終いでしたが
今も忘れられない光景です
今日の新聞記事にも生前整理は元気なうちにとありました
写真だけでなく捨てなくてはならないものが溢れている我が家、
そろそろ本腰を入れないと・・・