MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

京の心遣い

2006年03月02日 | デザイン・建築好き
八坂神社から清水寺に向かう途中、角にあったお店で購入したストラップです。
着物の布で作った小物が沢山置いてありました。
このストラップは身代わり猿を模したものです。奈良のものかと思いましたが、京都にもありました。この身代わり猿は民家の軒先などに吊られていて、悪事を知った天帝の怒りを代わりにうけてもらう為、魔よけで家の中に災難が入ってこないようにする為に吊すようです。実際は直径10cmぐらいの大きさなのです。背中に願い事を書くと叶うとも言われているようです。
このストラップ、彩りが綺麗だったので事務所のデスク前に飾っていました。そのおかげでしょうか、所長や隣の事務所の人たちがインフルエンザにかかったのに私はかかりませんでした。縁起がよさそうので、しばらく吊るしておきます。
話は変わって、このストラップと一緒に写した袋ですが、このストラップを入れてくれたお店の封筒です。手作りののしがついています。これだけでも可愛かったのですが、袋を閉じるために千代紙を貼ってくれたのです。
千代紙テープも沢山種類があって、お店の方の手作りでした。「お気に入りのはすぐ使ってしまうのよねー、これが良いかしら?」と選んで貼ってくれました。
とても心がこもっていて嬉しく思いました。また、その一品は心を込めて創られたのだなと感じました。とても新鮮な出来事で、物を創る者にとって大切な気持ちだと思いました。
コメント
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