MINの目

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歩き遍路 相州19番札所 ④ 五輪塔童子のいるお寺

2021年12月07日 | 横浜・神奈川好き
青蓮寺 鎖大師

次の青蓮寺までは少し丘を登り片瀬山と西鎌倉の住宅地を通って向かう3km程の道のりでした。
片瀬山も西鎌倉も生活圏内で懐かしい場所です。
まさかそんな慣れた場所に遍路道があるとは!
どちらの住宅地も広い区画のお家で目の保養をしながら進みます。
湘南モノレールの横を通過、楽しい道のりでした。

青蓮寺は鎖大師さまがご本尊です。
奥が深く、奈良の遷都1300年のキャラクターとして有名になったせんとくん
をデザインした籔内佐斗司氏の作品で溢れているお寺でした。
弘法大師が鎌倉にて17日間の護摩の秘法を修された時に、美しい天女(江の島弁天)があらわれ護摩の助法や斎食の給仕されたそうです。
無事修法を終えたことを聞かれた天女は一粒の仏舎利を大師に差し上げたとのこと。翌朝眼を覚ますと、池には青色の美しい蓮華が咲いていたのだそう。
ゆえに青蓮寺なんですね。
境内の奥の方に美しい池がありました。

本堂でお参り出来る鎖大師は、関節が動き、目は玉眼、爪は水晶で造られた鎌倉時代の貴重な裸形彫刻として重要文化財に指定されているそうです。
関節が動くので衣替えも可能だそうです!
大師信者とお大師様の心が鎖のように強く結ばれますようにという願いが込められ鎖大師と呼ばれているのだそう。

お庭にはいくつもの籔内佐斗司氏デザインされた像が点在しています。特に目を惹くのが
金運・健康運・勝負運・出会い運・恋愛運の5つのご利益のある五輪塔童子です。
直接触れてお願いする事が出来ました。
観光として訪れても楽しいお寺だと思います。

納経をお願いしに伺うと置き式の御朱印でした。
御朱印帳に合わせて2種類の大きさ用意されていて選ぶことが出来ました。
大きさというよりは、文字の好みで選ばせていただきました。

とても癒されるお寺で楽しいお寺でした。

お寺の三門


相州21ヶ所霊場の19番札所と分かる石標が門の横にありました。


打つことが出来た鐘楼


本堂


歴史を感じる石像(ご利益があるのか石が積んでありました)


お花と石像


境内の奥に美しい池がありました


鹿威しが美しい音を奏でていました


沢山の弘法大師の石像が点在していました


「ら」の五輪塔童子

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