延光寺
一巡目ブログ
長文です!!
民宿大岐の浜から年に2回見るチャンスがある日の出を少し早起きして見に行きました。
最初に泊まった日の朝日はダルマ日だったようです。。残念。
テーブルは別だったのですが、もう一人の歩き遍路さんと朝食に少しお話をしました。
やはり一日で行って帰ってくる予定とのことでした。
はじめてのお遍路だそうで、普段はマラソンが趣味なのだそうです。
マラソンは42.195kmを走る訳だからなんてことないのかな?思ったのですが、荷物を背負って山道を歩いたり、大変さが違うらしいのです。
使う筋肉も違うのでしょうか???
そんな話をしていると、女将さんが今では手に入らない遍路地図を出して西側ルートが良いというアドバイスをしていました。
やっぱりそうだったのか。。。
ついでに私のルートについても相談してみました。
成山峠は大変か聞いたところ、女将さんが通った時は荒れていたそうでお勧めされませんでした。
そして、ポイントだったのが、地蔵峠を越えた後のルートです。
英語の遍路地図にも黄色の遍路地図にも出ていないルートが出ていました。
思わず、写真を撮って良いですか?と聞いて撮らせていただきました。
本当にまた機会があれば泊まりたい宿です。
帰り際にヨーグルトにかかっていたマーマレードを頂きました!
嬉しかったし!美味しかった♪
2連泊だと二日目が割引になるとどなたかのブログで見ていたのですが、
私は中一日空けての泊りだったのでその割引は無いと思っていたのですが、割り引いてくださいました。
恐縮です。。。
部屋に一度戻り、準備をして出発の挨拶をすると大きな道まで送って下さいました。
そして。。またもややらかしました。
杖です!!
するとスタッフの黒咲さんがとって来て下さいました。
恐縮です!
そして宿に繫がる歩き遍路道を迷わない所まで送って下さいました。
感謝です!!
今回は信念の事を知ってからのお遍路だったので地蔵峠を越えて行こうと思うと話すと
黒咲さんが「あそこはいいよ~」と言ってくださいました。
地蔵峠を越える事が楽しみになりしました。
まずは信念庵の方向まで打ち戻ります。
その間に何人かのお遍路さんとすれ違いました。
みんなどの辺りに泊まったのだろう?
足摺岬は逆打ちをしているのか順打ちをしているのか分からないのも特徴のお遍路だと思いました。
表情の明るい人、ちょっと寄せ付けない感じの人様々でした。
十人十色。理由も十色なんだろうなと自分の事も含め考えながら歩みを進めました。
信念庵のある辺りをすぎて進むと舗装道路の右側に舗装されていない道があり、そこには古い石道標と現代の道標が現れました。
その道標は砂利道のほうに建てられてその道の先を示していました。
遍路地図とは違う印象ですが、これまでもそういった道があったのでその道を選択して進みました。
お遍路にはありがちな道でどちらかと言えば広い方でした。
すると鳥居が現れます。
間違えたかな??
しかし、鳥居の先に社らしきものを見えないので更に進んでみる事に。
間違えていてもきっと繋がっているはず。。。
引き返したくないほど進みました。すると宮崎アニメにでも出て来そうな苔むした石橋が現れます。
その先には苔むした階段、上を見ると社があります。
行く事は困難でしたが川を渡ればその先にも道らしきものは見えました・・・。
が、道標も無いので無理をせず戻ることにしました。
何かに導かれて連れてこられたような感覚がありました。
登る元気はなかったので階段の下からお参りをして戻ります。
引き返して石標を確認したところ「伊豆田神社」とありました。
幡多三座のひとつとのこと、秘境神社と言う人もいるようです。
本当に異空間にさまよい入ったという不思議な感覚になりました。
余計に歩き、余計に時間が過ぎてしまいましたが。。知ることが出来て良かったです。
こんな事もまた歩き遍路の醍醐味??でしょうか。
県道に復帰すると自転車遍路さんが通り過ぎました。
元気に挨拶!気持ちよさそうです。
この先の遍路小屋で休憩する予定でしたが、先ほどの自転車遍路さんが休憩しているようです。
密になるかな???遠慮して様子を見ていたのですが、一向に出発する様子がないので、
遍路小屋に近づくと、自転車遍路さんが「休憩していかないんですか?」と聞いてきました。
まぁ大丈夫かな?まぁいいかと休憩することに←大丈夫でしたがコロナ禍ではこの考え方はまずいんでしょうね。。
色々お話をしました。
元々は歩き遍路さんで、今回初めて自転車遍路なのだそうです。
以前、歩き遍路で知り合った海外のお遍路さんとこの小屋で別れたので、何か記録が残っているかノートを見ていたそうです。
そして、記録が残っていたようで嬉しそうに話していました。
お遍路小屋のノートはそのような素敵な役目を果たしているんですね。
自転車はそのように見えなかったのですが、電動自転車でした!
前回の徳島で出会った自転車遍路さんが電池を二つ用意したけど焼山寺を登りきれなかった話をすると、
余裕で登ってきたと教えてくださいました。
自転車も山道もあるから、スポーツタイプじゃない方が良いとのアドバイスもくれました。
その自転車か分からないのですが、似た自転車を探すと立派なお値段でした(^^;)
今から少しづつ貯金しないとですね。
この先に大好きな遍路道があるそうなのですが、自転車なので通れないことを残念そうに話してくれました。
その場所を教えてもらいお別れしました。
いつか自転車遍路も出来たらいいな。
さて、そのすぐ先に成山峠への遍路道が現れます。
先ほどの遍路小屋でも地図が出ていたので、行ってみることにしました。
民宿の女将からはお勧めじゃないと聞いていのですが、思いの外歩きやすい綺麗な遍路道でした。
峠を越えて降りてくると、田んぼが広がっていました。
丁度田植え真っ盛りの時期でした。
目があったので挨拶をすると
「峠を越えてきたの?」と聞かれました。
はい、と答えると
「歩きやすかったでしょう!地域のみんなで綺麗に整備しているんだよ」と嬉しそうです。
「本当に歩きやすかったです。ありがとうございます」とお礼を言いました。
そうした地元の方々の力添えで旧遍路道を通ることが出来るんだなと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
本当は泊まりたかった三原村にさしかかりました。
どぶろくの村です!!
今ちゃんという民宿兼酒造屋さんに泊まりたかったのですが、既に予約が入っていました。
真念の道標から地蔵峠のルートへ行くには無駄なく丁度良い場所にありました。
残念ながら三原村に泊まることは叶わず、先へと進むことになりました。
真念の道標を確認して峠へと向かいます。
峠への道といえばハードな坂道をイメージしていましたが、とても緩やかな坂がずっと続く道でした。
それを知っていればもっと心に余裕を持ってお散歩気分で進めたのにと思いました。
思っていたよりも長い距離でしたが、緩やかな傾斜なまま峠に到着しました。
そこはT字路になっていて、左手向こう側に歩き遍路道が現れます。
下りるだけなのですが、崖っぷちであったり、急で細い道だったりで思いの外、前には進みませんでした。
やっと民家のあるところまで出ると、家の外で家事をされている女性とばったり。
挨拶をすると、
「この峠を通って来たんですか〜」と嬉しそうに話しかけてくださいました。
先程の成山峠の農家さんといい、地域の道を活用されることは嬉しい事なのだなと感じました。
頑張れば、39番札所まで行けそうだったのですが、地蔵峠越えで意外に時間を使ってしまった事もあり、
最寄りの有岡という駅まで進む事にしました。
三原村で泊まる事が出来なかったので、電車で中村まで行き、次の日また有岡駅からスタートする事にしました。
電車は一時間に一本のペース。あと15分・・間に合うか間に合わないか中途半端な時間でした。
だいたい時速4Kmほどの歩みですが、時速5Kmぐらいの勢いが必要です!!
ものすごい勢いで進みます!こんな力がまだ余っていたのか??という勢いです(笑)
駅までもう直ぐ!目の前!!のところで無情にも電車はきてしまいました。
一時間・・のんびりしました。
またあのお気に入りのゼリーエナジー炭酸ドリンクを見つけたので休憩を楽しめました。
次の日、また有岡まで電車を利用してこの駅から出発です。
お遍路地図などでは高速の横を進むようだったのですが、民宿の女将から教えていただいた地図は有岡駅を通過して国道を進むものでした。
合っているのかな??と不安になりましたが、旧道標を見つけることが出来て、女将の地図が正しいと実感しました。
そして延光寺に到着しました。
市という括りでいえば、感染症が多く報告されている市でした。(首都圏に比べれば少ないとは思いますが。。)
そのせいが、お寺の様々なものが手で触れられないように紐でくくられていました。
それでもお参りできてよかった。。納経もできた。
お寺の様子を写真に収めていると、境内を綺麗に掃除されていた女性が話しかけてこられました。
「和尚さんがこんなにしてしまって。。ごめんなさいね」と女性
「いえいえ、こんな状況ですから仕方ないです。」と私。
そして、正直に言ったら引かれそうだったので聞かれたくない質問「どちらから?」と聞かれました。
正直に答えると。親戚が住んでいると世間話をしてくださいました。
私を受け入れてくださった女性に感謝です。
そう、このお寺が高知最後のお寺です。
予定では来年はこのお寺からスタート。
ならば、最寄りの駅までタクるか。。と思いお遍路地図にある電話番号に電話すると廃業したとのこと。
もう一つの電話番号にかけてみると感染症が怖いので休業中とのこと。。
仕方ない。
最寄りの平田駅まで歩き始めました。
すると、あのドイツとデンマークのカップルが向かって来ました。
今回一番縁があったお遍路さん。。
もう会えないと思うと残念、この先、気をつけてお遍路してくださいねとの気持ちで
「good luck!」と言ってお別れしました。
最後に会えて良かった。タクシーに乗れなかったのもこの為かな。
*おまけ*
このお寺の眼洗い井戸「宝医水」の効能か??
一巡目の「ほぼ歩き遍路」を終えて帰ると地元横浜でソフト整体の先生を出会うことができました。
四十肩が治ったのはもちろんなのですが、この先生のブレイン整体という手法で眼が良くなるというのです。
眼が悪く、よく見えないので朝目覚めが悪かった私は0.1見えるか見えないか。。
それが今では最低でも0.3はあり、よく見える日は1.0まで見える日があります。(携帯のアプリ計測)
このお寺の効能でしょうか??
個人差はあると思いますが、興味がある方は「ボディリセット整体院」でググってみてください。
民宿大岐の浜でいただいたマーマレード(美味しかった💕)
樹木の段々畑
洞窟らしきものが見えます!
イモリが三密
苔看板!!
異空間へと導かれてしまった道標
遍路道っぽい雰囲気
鳥居が現れます
先はまだ続きます
苔むした石橋が見えてきました
苔むした石段の上に社が!
自転車のお遍路さんと出会った遍路小屋
その遍路小屋に成山峠の情報がありました
成山峠へは左の側道を上がります
歩きやすい遍路道でした
歩きやすい成山峠でした
峠を越えて降りてくると旧石標がありました
田植え真っ盛りの美しい風景
泊まりたかった今ちゃん
民宿大岐の浜の女将さんに撮らせて頂いた地図
地蔵峠へのポイントにある真念の道標
緩やかな道が続きます
地蔵峠の様子
地蔵峠下り入り口
下りるのがハードな地蔵峠
江ノ村大師堂が見えてきました
乗りたかった電車は出発してしまいました
次の日の有岡の景色
女将の地図の道に旧道標がありました
延光寺への道
紐で縛られ近づけませんでした①
紐で縛られ近づけませんでした②
眼洗い井戸の「宝医水」
本堂
大師堂
境内の様子
二巡目の寺山いぶき
次のお寺へはこの旧遍路道を通ります
一巡目ブログ
長文です!!
民宿大岐の浜から年に2回見るチャンスがある日の出を少し早起きして見に行きました。
最初に泊まった日の朝日はダルマ日だったようです。。残念。
テーブルは別だったのですが、もう一人の歩き遍路さんと朝食に少しお話をしました。
やはり一日で行って帰ってくる予定とのことでした。
はじめてのお遍路だそうで、普段はマラソンが趣味なのだそうです。
マラソンは42.195kmを走る訳だからなんてことないのかな?思ったのですが、荷物を背負って山道を歩いたり、大変さが違うらしいのです。
使う筋肉も違うのでしょうか???
そんな話をしていると、女将さんが今では手に入らない遍路地図を出して西側ルートが良いというアドバイスをしていました。
やっぱりそうだったのか。。。
ついでに私のルートについても相談してみました。
成山峠は大変か聞いたところ、女将さんが通った時は荒れていたそうでお勧めされませんでした。
そして、ポイントだったのが、地蔵峠を越えた後のルートです。
英語の遍路地図にも黄色の遍路地図にも出ていないルートが出ていました。
思わず、写真を撮って良いですか?と聞いて撮らせていただきました。
本当にまた機会があれば泊まりたい宿です。
帰り際にヨーグルトにかかっていたマーマレードを頂きました!
嬉しかったし!美味しかった♪
2連泊だと二日目が割引になるとどなたかのブログで見ていたのですが、
私は中一日空けての泊りだったのでその割引は無いと思っていたのですが、割り引いてくださいました。
恐縮です。。。
部屋に一度戻り、準備をして出発の挨拶をすると大きな道まで送って下さいました。
そして。。またもややらかしました。
杖です!!
するとスタッフの黒咲さんがとって来て下さいました。
恐縮です!
そして宿に繫がる歩き遍路道を迷わない所まで送って下さいました。
感謝です!!
今回は信念の事を知ってからのお遍路だったので地蔵峠を越えて行こうと思うと話すと
黒咲さんが「あそこはいいよ~」と言ってくださいました。
地蔵峠を越える事が楽しみになりしました。
まずは信念庵の方向まで打ち戻ります。
その間に何人かのお遍路さんとすれ違いました。
みんなどの辺りに泊まったのだろう?
足摺岬は逆打ちをしているのか順打ちをしているのか分からないのも特徴のお遍路だと思いました。
表情の明るい人、ちょっと寄せ付けない感じの人様々でした。
十人十色。理由も十色なんだろうなと自分の事も含め考えながら歩みを進めました。
信念庵のある辺りをすぎて進むと舗装道路の右側に舗装されていない道があり、そこには古い石道標と現代の道標が現れました。
その道標は砂利道のほうに建てられてその道の先を示していました。
遍路地図とは違う印象ですが、これまでもそういった道があったのでその道を選択して進みました。
お遍路にはありがちな道でどちらかと言えば広い方でした。
すると鳥居が現れます。
間違えたかな??
しかし、鳥居の先に社らしきものを見えないので更に進んでみる事に。
間違えていてもきっと繋がっているはず。。。
引き返したくないほど進みました。すると宮崎アニメにでも出て来そうな苔むした石橋が現れます。
その先には苔むした階段、上を見ると社があります。
行く事は困難でしたが川を渡ればその先にも道らしきものは見えました・・・。
が、道標も無いので無理をせず戻ることにしました。
何かに導かれて連れてこられたような感覚がありました。
登る元気はなかったので階段の下からお参りをして戻ります。
引き返して石標を確認したところ「伊豆田神社」とありました。
幡多三座のひとつとのこと、秘境神社と言う人もいるようです。
本当に異空間にさまよい入ったという不思議な感覚になりました。
余計に歩き、余計に時間が過ぎてしまいましたが。。知ることが出来て良かったです。
こんな事もまた歩き遍路の醍醐味??でしょうか。
県道に復帰すると自転車遍路さんが通り過ぎました。
元気に挨拶!気持ちよさそうです。
この先の遍路小屋で休憩する予定でしたが、先ほどの自転車遍路さんが休憩しているようです。
密になるかな???遠慮して様子を見ていたのですが、一向に出発する様子がないので、
遍路小屋に近づくと、自転車遍路さんが「休憩していかないんですか?」と聞いてきました。
まぁ大丈夫かな?まぁいいかと休憩することに←大丈夫でしたがコロナ禍ではこの考え方はまずいんでしょうね。。
色々お話をしました。
元々は歩き遍路さんで、今回初めて自転車遍路なのだそうです。
以前、歩き遍路で知り合った海外のお遍路さんとこの小屋で別れたので、何か記録が残っているかノートを見ていたそうです。
そして、記録が残っていたようで嬉しそうに話していました。
お遍路小屋のノートはそのような素敵な役目を果たしているんですね。
自転車はそのように見えなかったのですが、電動自転車でした!
前回の徳島で出会った自転車遍路さんが電池を二つ用意したけど焼山寺を登りきれなかった話をすると、
余裕で登ってきたと教えてくださいました。
自転車も山道もあるから、スポーツタイプじゃない方が良いとのアドバイスもくれました。
その自転車か分からないのですが、似た自転車を探すと立派なお値段でした(^^;)
今から少しづつ貯金しないとですね。
この先に大好きな遍路道があるそうなのですが、自転車なので通れないことを残念そうに話してくれました。
その場所を教えてもらいお別れしました。
いつか自転車遍路も出来たらいいな。
さて、そのすぐ先に成山峠への遍路道が現れます。
先ほどの遍路小屋でも地図が出ていたので、行ってみることにしました。
民宿の女将からはお勧めじゃないと聞いていのですが、思いの外歩きやすい綺麗な遍路道でした。
峠を越えて降りてくると、田んぼが広がっていました。
丁度田植え真っ盛りの時期でした。
目があったので挨拶をすると
「峠を越えてきたの?」と聞かれました。
はい、と答えると
「歩きやすかったでしょう!地域のみんなで綺麗に整備しているんだよ」と嬉しそうです。
「本当に歩きやすかったです。ありがとうございます」とお礼を言いました。
そうした地元の方々の力添えで旧遍路道を通ることが出来るんだなと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
本当は泊まりたかった三原村にさしかかりました。
どぶろくの村です!!
今ちゃんという民宿兼酒造屋さんに泊まりたかったのですが、既に予約が入っていました。
真念の道標から地蔵峠のルートへ行くには無駄なく丁度良い場所にありました。
残念ながら三原村に泊まることは叶わず、先へと進むことになりました。
真念の道標を確認して峠へと向かいます。
峠への道といえばハードな坂道をイメージしていましたが、とても緩やかな坂がずっと続く道でした。
それを知っていればもっと心に余裕を持ってお散歩気分で進めたのにと思いました。
思っていたよりも長い距離でしたが、緩やかな傾斜なまま峠に到着しました。
そこはT字路になっていて、左手向こう側に歩き遍路道が現れます。
下りるだけなのですが、崖っぷちであったり、急で細い道だったりで思いの外、前には進みませんでした。
やっと民家のあるところまで出ると、家の外で家事をされている女性とばったり。
挨拶をすると、
「この峠を通って来たんですか〜」と嬉しそうに話しかけてくださいました。
先程の成山峠の農家さんといい、地域の道を活用されることは嬉しい事なのだなと感じました。
頑張れば、39番札所まで行けそうだったのですが、地蔵峠越えで意外に時間を使ってしまった事もあり、
最寄りの有岡という駅まで進む事にしました。
三原村で泊まる事が出来なかったので、電車で中村まで行き、次の日また有岡駅からスタートする事にしました。
電車は一時間に一本のペース。あと15分・・間に合うか間に合わないか中途半端な時間でした。
だいたい時速4Kmほどの歩みですが、時速5Kmぐらいの勢いが必要です!!
ものすごい勢いで進みます!こんな力がまだ余っていたのか??という勢いです(笑)
駅までもう直ぐ!目の前!!のところで無情にも電車はきてしまいました。
一時間・・のんびりしました。
またあのお気に入りのゼリーエナジー炭酸ドリンクを見つけたので休憩を楽しめました。
次の日、また有岡まで電車を利用してこの駅から出発です。
お遍路地図などでは高速の横を進むようだったのですが、民宿の女将から教えていただいた地図は有岡駅を通過して国道を進むものでした。
合っているのかな??と不安になりましたが、旧道標を見つけることが出来て、女将の地図が正しいと実感しました。
そして延光寺に到着しました。
市という括りでいえば、感染症が多く報告されている市でした。(首都圏に比べれば少ないとは思いますが。。)
そのせいが、お寺の様々なものが手で触れられないように紐でくくられていました。
それでもお参りできてよかった。。納経もできた。
お寺の様子を写真に収めていると、境内を綺麗に掃除されていた女性が話しかけてこられました。
「和尚さんがこんなにしてしまって。。ごめんなさいね」と女性
「いえいえ、こんな状況ですから仕方ないです。」と私。
そして、正直に言ったら引かれそうだったので聞かれたくない質問「どちらから?」と聞かれました。
正直に答えると。親戚が住んでいると世間話をしてくださいました。
私を受け入れてくださった女性に感謝です。
そう、このお寺が高知最後のお寺です。
予定では来年はこのお寺からスタート。
ならば、最寄りの駅までタクるか。。と思いお遍路地図にある電話番号に電話すると廃業したとのこと。
もう一つの電話番号にかけてみると感染症が怖いので休業中とのこと。。
仕方ない。
最寄りの平田駅まで歩き始めました。
すると、あのドイツとデンマークのカップルが向かって来ました。
今回一番縁があったお遍路さん。。
もう会えないと思うと残念、この先、気をつけてお遍路してくださいねとの気持ちで
「good luck!」と言ってお別れしました。
最後に会えて良かった。タクシーに乗れなかったのもこの為かな。
*おまけ*
このお寺の眼洗い井戸「宝医水」の効能か??
一巡目の「ほぼ歩き遍路」を終えて帰ると地元横浜でソフト整体の先生を出会うことができました。
四十肩が治ったのはもちろんなのですが、この先生のブレイン整体という手法で眼が良くなるというのです。
眼が悪く、よく見えないので朝目覚めが悪かった私は0.1見えるか見えないか。。
それが今では最低でも0.3はあり、よく見える日は1.0まで見える日があります。(携帯のアプリ計測)
このお寺の効能でしょうか??
個人差はあると思いますが、興味がある方は「ボディリセット整体院」でググってみてください。
民宿大岐の浜でいただいたマーマレード(美味しかった💕)
樹木の段々畑
洞窟らしきものが見えます!
イモリが三密
苔看板!!
異空間へと導かれてしまった道標
遍路道っぽい雰囲気
鳥居が現れます
先はまだ続きます
苔むした石橋が見えてきました
苔むした石段の上に社が!
自転車のお遍路さんと出会った遍路小屋
その遍路小屋に成山峠の情報がありました
成山峠へは左の側道を上がります
歩きやすい遍路道でした
歩きやすい成山峠でした
峠を越えて降りてくると旧石標がありました
田植え真っ盛りの美しい風景
泊まりたかった今ちゃん
民宿大岐の浜の女将さんに撮らせて頂いた地図
地蔵峠へのポイントにある真念の道標
緩やかな道が続きます
地蔵峠の様子
地蔵峠下り入り口
下りるのがハードな地蔵峠
江ノ村大師堂が見えてきました
乗りたかった電車は出発してしまいました
次の日の有岡の景色
女将の地図の道に旧道標がありました
延光寺への道
紐で縛られ近づけませんでした①
紐で縛られ近づけませんでした②
眼洗い井戸の「宝医水」
本堂
大師堂
境内の様子
二巡目の寺山いぶき
次のお寺へはこの旧遍路道を通ります
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