いつも読んでいる翻訳サイトの記事より。
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最近『日本の社会主義』という本を買った。
「読んだ」というより「買った」という表現が適切だろう。
「日本の社会主義」について知りたいと思ったのではな。
書名の横に小さな文字で「原爆反対・原発反対の論理」とあるのが気になって、
ほとんど読んだことのない著者の本を買ってみたのだった。
案の定、違和感が強くて、読み進めない。
飛ばし読みしながら、違和感に、閉じること再三。
不思議に思ってネット検索し、
著者を強烈に批判しているブログを読んで納得。
『日本の社会主義』の著者、こういう文章を書いておられる。
チョスドフスキー教授の記事をお読みではないようだ。
全く賛成できないご意見。
チュニジアのジャスミン革命に始まり、
エジプトの若者たちに受け継がれ民衆革命を達成した
ソーシャル・ネットワークの波は、リビアのカダフィ独裁を崩壊寸前まで追い込み、
バーレーンやイエメンでもデモは続いています。
権力が揺らぎ崩壊して、独裁者たちの莫大な蓄財や
海外資産が明らかになりました。中国や北朝鮮の政府は、
そうした情報を封じ込め、言論の自由を暴力で抑えるのに必死で、
「権力は腐敗する、絶対的権力は絶対的に腐敗する」という
ジョン・アクトンのテーゼを、自らの行動で実証しています。
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、
「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。とある
したがって、著者名を明記しなければならない。
加藤哲郎:一橋大学名誉教授
このジャスミン革命賛美記事を知っていたら、
『日本の社会主義』という本、購入しなかったと思え残念。
大学名の肩書で、うっかり購入してしまったことを恥ずかしく思っている。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-6687.html
--------------------------------------------(抜粋終わり)
著者を強烈に批判しているブログ・・・ひょっとしてウチか?と思いました。
正直、第3者から見ればドン引きされるであろう勢いで
同氏を批判しているのは、ここぐらいだと思うので。
このサイトは、
レーガン政権時代に、事実上のCIAの引き継ぎ機関として設立された
アメリカの人権団体、米国民主主義基金(NED)の支援を受けて
活動している、北朝鮮の人権侵害を告発する団体、アジアプレスの
代表者である石丸次郎氏によって閉鎖させられたZED氏の北朝鮮情報サイト、
『Super Games Work Shop Entertainment』を参考にして作ったものです(※1)。
「第3世界の視点から国際政治を眺める」、ゆえに
「日本の左翼の中でも超マイノリティな意見、
換言すれば、日本の左翼すら書くのを躊躇う事実を指摘する」ことを
念頭に記事を書いています。
「戦後日本の左翼は戦前の反共主義から脱却することが出来なかった」
「それゆえに、冷戦時は共産党の政敵として保守派に利用され、
冷戦終結後は利用価値がなくなり、あっという間に解散、雲散霧消した」
「というよりも、役目を果たした彼ら戦後左翼の主流、
反共左翼は近年、続々と右傾化し、もはや中道右派と
何ら変わらないスタンスまでスライドしている」
これらの仮説は、到底、今の日本の文壇では許容できないものですが、
アラブの春に対する評価や、リビア、北朝鮮、そしてウクライナと
人権や民主主義の名の下に他国への武力侵攻、かいらい政権樹立の
動きを礼賛している現状を見る限り、やはりおかしいと思うわけです。
また、ソ連や東欧など、民主化の名の下、西側に経済侵略され、
新自由主義の実験場にされた事実がいまだに軽視されており、
さらにはキューバやベネズエラなど、社会主義を基調としながら
福祉や医療に力を入れ、国内の経済格差の解消に励み、国連や
先進諸国の暴走に異を唱えている国があるにも関わらず、
共産主義国を地獄のように描写する今の左翼の態度は、
中東やアフリカのように政情が不安定な地域を侵略したがっている国に
結果的に手を貸しているようなものじゃないかという不安もあります。
本来、こういう文章は、もっと推敲を重ねながら
ちゃんとした論文や評論の形で世に出すべきなのでしょうが…
まぁ、イラク戦争やアフガン戦争を支持する学者が
東大をはじめとした有名大学の政治学の授業で教壇に立っている
のが現在の日本なわけで…まず無視されるでしょう。
そういえば、加藤哲郎氏も一橋大学の名誉教授ですが、
彼もまた政治学者です。本来、政治学者ってイラクやアフガン、
リビア、北朝鮮のようにアメリカ・イギリスをはじめとする
侵略国家の主張に対してノーを叩きつけるために存在すると
思うのですが、現実では彼らに何だかんだでOKサインを送っている
わけで・・・天動説がまかり通っている今、地動説を説く者は
こういうサイトでこっそり書くしかないのかなと思います。
未だ論文としてまとめるには漠然としているのですが、
状況証拠としては十分かと思うので、また、この「左翼が
右翼と一緒になって強国の後押しをしている」という現状を
憂う人間として書かずにはいられないので、不十分ながらも
ネットに発表している次第です。当然、荒削りな論ですから
読者の方には、これをたたき台として、例えば
ミシェル・チョスドフスキー氏の『貧困の世界化』などの著作を読み、
より洗練された意見へと昇華して頂ければと思います。
※1 なお、このサイトは現在、別のページで移転・再開しています。
とはいえ、結果的に2012年~2013年前半の記事は消えてしまいました。
北朝鮮での人権侵害に胸を痛めるという社会運動家(石丸次郎氏)が
同国へのバッシングに抗議するサイトを、内容に問題ありとみなして
プロバイダーに連絡、強制的に凍結させる。これは凄いことです。
また、石丸氏によると、金を受け取っているのは韓国のほうの
アジアプレスで自分とは無関係だそうです。普段、民族差別や
人権を掲げる割には、いざとなると韓国のパートナーに
責任をなすりつける。これが右翼ではなく左翼に属する人間、
それも北朝鮮人権問題の専門家として、他の左翼の面々からも
評価されている人物が行ったというのは、非常に問題で、
いかに今の主流左翼が右翼と大して変わらないかを
如実に示したものではないかと思います。
詳しくは以下のサイトを参照。
http://roodevil.blog.shinobi.jp/
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最近『日本の社会主義』という本を買った。
「読んだ」というより「買った」という表現が適切だろう。
「日本の社会主義」について知りたいと思ったのではな。
書名の横に小さな文字で「原爆反対・原発反対の論理」とあるのが気になって、
ほとんど読んだことのない著者の本を買ってみたのだった。
案の定、違和感が強くて、読み進めない。
飛ばし読みしながら、違和感に、閉じること再三。
不思議に思ってネット検索し、
著者を強烈に批判しているブログを読んで納得。
『日本の社会主義』の著者、こういう文章を書いておられる。
チョスドフスキー教授の記事をお読みではないようだ。
全く賛成できないご意見。
チュニジアのジャスミン革命に始まり、
エジプトの若者たちに受け継がれ民衆革命を達成した
ソーシャル・ネットワークの波は、リビアのカダフィ独裁を崩壊寸前まで追い込み、
バーレーンやイエメンでもデモは続いています。
権力が揺らぎ崩壊して、独裁者たちの莫大な蓄財や
海外資産が明らかになりました。中国や北朝鮮の政府は、
そうした情報を封じ込め、言論の自由を暴力で抑えるのに必死で、
「権力は腐敗する、絶対的権力は絶対的に腐敗する」という
ジョン・アクトンのテーゼを、自らの行動で実証しています。
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、
「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。とある
したがって、著者名を明記しなければならない。
加藤哲郎:一橋大学名誉教授
このジャスミン革命賛美記事を知っていたら、
『日本の社会主義』という本、購入しなかったと思え残念。
大学名の肩書で、うっかり購入してしまったことを恥ずかしく思っている。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-6687.html
--------------------------------------------(抜粋終わり)
著者を強烈に批判しているブログ・・・ひょっとしてウチか?と思いました。
正直、第3者から見ればドン引きされるであろう勢いで
同氏を批判しているのは、ここぐらいだと思うので。
このサイトは、
レーガン政権時代に、事実上のCIAの引き継ぎ機関として設立された
アメリカの人権団体、米国民主主義基金(NED)の支援を受けて
活動している、北朝鮮の人権侵害を告発する団体、アジアプレスの
代表者である石丸次郎氏によって閉鎖させられたZED氏の北朝鮮情報サイト、
『Super Games Work Shop Entertainment』を参考にして作ったものです(※1)。
「第3世界の視点から国際政治を眺める」、ゆえに
「日本の左翼の中でも超マイノリティな意見、
換言すれば、日本の左翼すら書くのを躊躇う事実を指摘する」ことを
念頭に記事を書いています。
「戦後日本の左翼は戦前の反共主義から脱却することが出来なかった」
「それゆえに、冷戦時は共産党の政敵として保守派に利用され、
冷戦終結後は利用価値がなくなり、あっという間に解散、雲散霧消した」
「というよりも、役目を果たした彼ら戦後左翼の主流、
反共左翼は近年、続々と右傾化し、もはや中道右派と
何ら変わらないスタンスまでスライドしている」
これらの仮説は、到底、今の日本の文壇では許容できないものですが、
アラブの春に対する評価や、リビア、北朝鮮、そしてウクライナと
人権や民主主義の名の下に他国への武力侵攻、かいらい政権樹立の
動きを礼賛している現状を見る限り、やはりおかしいと思うわけです。
また、ソ連や東欧など、民主化の名の下、西側に経済侵略され、
新自由主義の実験場にされた事実がいまだに軽視されており、
さらにはキューバやベネズエラなど、社会主義を基調としながら
福祉や医療に力を入れ、国内の経済格差の解消に励み、国連や
先進諸国の暴走に異を唱えている国があるにも関わらず、
共産主義国を地獄のように描写する今の左翼の態度は、
中東やアフリカのように政情が不安定な地域を侵略したがっている国に
結果的に手を貸しているようなものじゃないかという不安もあります。
本来、こういう文章は、もっと推敲を重ねながら
ちゃんとした論文や評論の形で世に出すべきなのでしょうが…
まぁ、イラク戦争やアフガン戦争を支持する学者が
東大をはじめとした有名大学の政治学の授業で教壇に立っている
のが現在の日本なわけで…まず無視されるでしょう。
そういえば、加藤哲郎氏も一橋大学の名誉教授ですが、
彼もまた政治学者です。本来、政治学者ってイラクやアフガン、
リビア、北朝鮮のようにアメリカ・イギリスをはじめとする
侵略国家の主張に対してノーを叩きつけるために存在すると
思うのですが、現実では彼らに何だかんだでOKサインを送っている
わけで・・・天動説がまかり通っている今、地動説を説く者は
こういうサイトでこっそり書くしかないのかなと思います。
未だ論文としてまとめるには漠然としているのですが、
状況証拠としては十分かと思うので、また、この「左翼が
右翼と一緒になって強国の後押しをしている」という現状を
憂う人間として書かずにはいられないので、不十分ながらも
ネットに発表している次第です。当然、荒削りな論ですから
読者の方には、これをたたき台として、例えば
ミシェル・チョスドフスキー氏の『貧困の世界化』などの著作を読み、
より洗練された意見へと昇華して頂ければと思います。
※1 なお、このサイトは現在、別のページで移転・再開しています。
とはいえ、結果的に2012年~2013年前半の記事は消えてしまいました。
北朝鮮での人権侵害に胸を痛めるという社会運動家(石丸次郎氏)が
同国へのバッシングに抗議するサイトを、内容に問題ありとみなして
プロバイダーに連絡、強制的に凍結させる。これは凄いことです。
また、石丸氏によると、金を受け取っているのは韓国のほうの
アジアプレスで自分とは無関係だそうです。普段、民族差別や
人権を掲げる割には、いざとなると韓国のパートナーに
責任をなすりつける。これが右翼ではなく左翼に属する人間、
それも北朝鮮人権問題の専門家として、他の左翼の面々からも
評価されている人物が行ったというのは、非常に問題で、
いかに今の主流左翼が右翼と大して変わらないかを
如実に示したものではないかと思います。
詳しくは以下のサイトを参照。
http://roodevil.blog.shinobi.jp/