時事解説「ディストピア」

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GDP再び後退

2015-08-19 00:47:00 | アベノミクス批判
赤旗より

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内閣府が発表した今年4~6月期の国内総生産(GDP)の速報値によれば、
前期に比べた伸び率は物価変動を除いた実質で0・4%減、
このまま1年間続くとした年率換算では1・6%減で、
日本経済が再びマイナス成長に転落したことが明らかになりました。


日本経済は昨年4月、安倍晋三政権が消費税の税率を8%に引き上げて以降、
消費が急速に落ち込み、実質GDPは昨年4~6月期、7~9月期とマイナス成長を続けました。

今回3四半期ぶりのマイナス成長となったのは、
日本経済が受けた打撃の深刻さを、改めて浮き彫りにするものです。


発表された4~6月期のGDPの内訳を見ても、
個人消費(民間最終消費支出)が前期比0・8%減、
民間企業設備投資は0・1%のマイナスとなるなど、
昨年の消費税増税時に消費や投資が大きく落ち込んだあと、
依然として低迷を脱しきれていない動きとなっています。

経済を支えてきた輸出や輸入も、4~6月期は大幅マイナスになりました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-08-18/2015081801_05_1.html
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未だにアベノミクスのおかげで経済が良くなったと言いはる経済学者は
いい加減、自分の見通しが甘かったことを自覚しろよと言いたい。



ほとんどのアベノミクス擁護論者は、
随分前から日本経済がこれといって回復せず、
GDPに限って言えば減少すらした事実を消費税のせいにして逃げている。


アベノミクスは正しいんだ!ただ、消費税が上がったせいで上手くいかなかったんだ!
ということにしたいらしい。

私の知る限りでは某有名大学経済学者のT・M教授がそれ。
あれだけ大口を叩いておきながら、どの面で……と怒りを禁じえない。


(なお、アベノミクスがさほど生活に良い影響を与えていないこと、
 それどころか逆のパターンさえ見られることは2013年の時点から指摘されている)


実質賃金が上がらず物価だけ上がれば消費が減る。当たり前の現象だ。
なぜ気がつかなかったのだろう?


御用学者ならいざ知らず、一応、左翼を気取っている先生方の中から
こういうみっともない連中がウジャウジャ生まれたのは無視できない現象。

エコノミストや経済学者がどれだけ読みをはずしてもそれだけで
何らかのペナルティを受けることは無い。

ペナルティどころか時の政権の経済政策を学問的に支持すればリターンがかえってくる。
アベノミクスの権威化に勤しんだ自称左翼の経済学者は今後も反省をしないのだろう。


まぁ、少なくとも、岩○喜久男氏、松○匡氏の本はもう読まない。

弟子なのか本人なのか知らないが、彼らの中には
こんな弱小ブログにまで特攻を仕掛け炎上を目論む暇人が混じっていて本当に嫌になる。


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