#113 青いキャンバス
[青いキャンバス]
車窓から見上げた空のキャンバス
次々と限りなく描かれる雲の造形
どこか未だ夏の記憶をだぶらせる
秋というには空は濁りなく力強く…
生きるものの思いを映すかのように
次々と限りなく描かれる雲の造形
鋭気と自由を贅沢に混ぜ合わせて
秋というには空は濁りなく力強く…
悠然と流れ行く雲の白い塊に夢中になる
無機物から有機物に…やがて命に…
偉大な時間のうねりに小さな歴史落とし
生まれ目覚めた私の命を味わう
わたしはわたしの命を
ごくりと呑み込むのではなく
味わいたいと思う
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