スポ根ものなの?って思ってたら、人の心理に迫る怖~いお話でした。
デュポン財閥の御曹司が起こした実話です。
大学のレスリングコーチを務めていたマークは給料が払えないため解雇されるが、大富豪のデュポンからソウルオリンピックに優勝するためのプロジェクトチームに同じメダリストの兄と共に勧誘されます。
が、兄は家族との生活を守るため拒否。マークだけがチームに参加することになるんですが・・。
マークの現状と兄に対する劣等感、家族を大切にする弟思いの兄、歪んだデュポンの3人の心の内が見事に描かれてましたね。
静か~に話は進んでいくんですが、その緊迫感ったらもう。
徐々にデュポンに支配されていくようなマークも可哀想だけど、金持ちの道楽や我儘って思ってたデュポンの隠された心理には怖さを感じるけど、
あまりに痛すぎて辛かった。この人も可哀想な人だよ。
子供の頃母親がしたこと。知った時は辛かっただろうな。
レスリング大会で勝った時も、たぶん周りが手を回してること知ってるんだと思う。
持ち上げられてるバカに見えるけど。
母親の前でいい恰好見せてる姿も痛かったな。
母親に認めてもらいたいけど認めてもらえない、こんな積み重ねが歪んだ人格を作ってしまったのかな。
デュポンの思いに必死で答えようとするマークとの関係も見ていて息が詰まりそう。
救いは兄ちゃんの存在だね。
どんな時でも味方になり励ましてくれる兄ちゃん。だからこそまた兄ちゃんを超えることが出来ないんだね。
衝撃のシーンにはいきなりで吃驚だったよ。体ビクってなった。
でもラストはなんかさら~っとなってような。
気持ちのいい話ではなかったけど、見応えある作品でした。
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