(2012年 アメリカ )
DVD鑑賞
公開中気にはなってたんですが、上映時間3時間ってちょっと気合が入りますよね。
楽しい映画ならいいんだけど。 で、DVDで観ることに。
ちょいややこしいんだけど、思いのほかダラけず・・って言うより引き込まれて、3時間結構楽しめました。
19世紀からはるか未来の6つの時代で、様々な人に生まれ変わりながら、また同じ人と出会ったり
関わったりしていくみたいな話でした。結構壮大なストーリーです。
6つの時代も内容も違うストーリーがちょこっとずつ行き来するので、最初は何なんみたいなんですが、
1つ1つの時代は順序ごとに描かれてるので、観進めていくうちにまとまってくる感じでした。
気に入った時代のエピソードもあって、観終わって何も考えずに良かったな~と思ったんですが、
時代を確認してやろうとか、誰が誰でとか思ってもう1回観た途端に疑問が湧き出てしまいました。
一番に最初観た時から違和感のあった編集者のティモシーさん。
流れ星マークを持ってる人が、いちお同じ魂で生まれ変わってるってことですよね?
1973年のレイさんと被ってませんか~?
レイの時代から39年しか経ってないし、しかもすでにじいさんだし。
前の3つの時代は圧力と闘ってるのに、呑気そうなじいさんですよね。
どこか憎めず可愛らしかったけど。闘った前世を持ってる人って思えないよね。
その時代にヒーローとして生きても、次は違うよってことなんでしょうか。
それははるか未来のザックリーもそうだよね。
過去に負け戦と知っても戦ったクローンのソンミが、いざとなったら情けなくなってしまう人になってるなんて。不思議な感じになりました。
オールド・ジョージが現れたのは、青いボタンを拾ったからなの?
レイとシックススミスは前世で愛し合ってたから出会えたのは良かったなって思うんだけど、
石油会社にいた博士とレイは何で出会った瞬間に惹かれたのかな~?
航海の時のドクターだったら、惹かれようがないと思うんだけど。
なんか深く考えない方が楽しめたのかも?
お気に入りの話は1、ネオ・ソウルのヘジュとソンミのラブな話。2、音楽家ロバートの切ない話、
3、弁護士ユーイングの航海話。
時代ごとの繋がりの関連アイテムや場面が出てくるのも見どころですよね。
いくつ見つけられたか分からないけど。
同じ俳優さんが何人も役柄を変えて出演されてるので、探すのも面白いんですが、
これが話を??にしてるような気がするんですが。。
でもトム・ハンクスは分かりやすかったな。変装してもトム・ハンクスって感じでした。
あと懐かしと思ったのが、老人ホームでティモシーさんが叫んだ「ソイレントグリーンは人間なんだ」って言葉。
映画「ソイレントグリーン」でチャールトン・ヘストンがラストに叫んだ言葉ですよね。
子供の時洋画劇場で観て衝撃を受けたものです。内容はほとんど忘れてますが。
上層部の人間の冷蔵庫には肉の塊があるのに、一般人は人間から作った食べ物を知らずに食べてるって
のは覚えています。ネオ・ソウルのクローンの話と一緒やんね。
生きていく意味とか考えた時に観たいと映画だなと思いました。
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3時間近くの映画増えましたね。
楽しかったり引き込まれたりなストーリーならいいんですが、ダラダラしたものだと苦痛の何ものでもないですよね
1時間くらいで飽きちゃう映画もある中で、計算された作りなんですかね。
人類を動かす人の印だったんですか。生まれ変わりとか細かいことに拘らないで、ざっくりした感覚で見た方がいいですね。
3時間となると観るのも気合いがいりますよね。
僕もちょっと怖じ気づきましたが、観てみるとひきこまれました。
個々の時代が重なり合って物語を紡いでいるさまはまさに六重奏だなあと思いました。
流れ星の痣はその時代で自分自身と人類の運命を大きく動かす人の印だそうで。