多可町の山と自然

ふるさと多可町(兵庫県)の自然や登山情報をお届けします。千ヶ峰、笠形山、妙見山、大井戸山、竜ヶ岳、三国岳など

沓掛~追分~小田井~岩村田~塩名田~八幡 中山道六十九次ウオーク(8日目)

2018年11月18日 | ウォーク 中山道六十九次
11月12日、和みの宿軽井沢でおいしい昼食をいただき8:00出発。廿三夜供養塔、馬頭観音と続く。このあたりには馬頭観音が多い。
  

ご神体が浅間山の遠近(おちこち)宮。国道18号に合流する。標高1003mもある、空気が凜として涼しい。
 

火山岩で作ったと思われる石だるまのお家がありました。石垣などにも火山岩が使われている家が多い。


追分の一里塚は日本橋より三十九里目。両塚があるが、南側は復元されたもの。
 

追分宿郷土館には浅間山噴火のことや追分宿の歴史などが詳しく展示されている。


次に堀辰雄文学記念館へ。記念館の門は本陣の裏門を移築したもの。堀辰雄終焉となった家や蔵書を納めるために建てた書庫などが残っている。
  

追分宿本陣を過ぎると枡形茶屋つがるや、北国街道への分かれ道(追分)と続く。
 

笑坂を過ぎると長い下りになる。御代田観音像のあとは馬頭観音、石仏石塔群などが続く。
   

中山道の道沿いには、ハッピードリンクショップが数カ所あり、料金もお安くて助かる。
小田井宿に入ると、おはる地蔵祀られている。安川はるは小田井に生まれ、ゴミと人糞から燻炭肥料を作る炉を発明した。
 

小田井宿の安川本陣跡。旧町並みが残っている。
  

12:00、県道9号線にある文蔵ブラックでラーメンをいただいた。極太麺のこってりラーメン、店内はたくさんのお客さんでいっぱい。
 

リンゴ畑のリンゴは今が旬のようです。あたりにリンゴの甘い香りがただよいます。千手観世音、馬頭観音がある石仏石塔群。
 

住吉神社は岩村田宿の東口にある。境内のケヤキは樹齢約400年、裏側が火災で焼けて空洞になっているが今も生きている。
  

岩村田宿を過ぎると水神大神、道祖神と続く。岩村田宿は下仁田街道、佐久甲州街道へ分岐点でもあった。
 

佐久平駅方面を見ると雄大な浅間山が広がる。中部横断自動車道の下をぐぐり、気持ちのよい田舎道を進む。
 

石碑石塔群の向こうには八ヶ岳連峰が眺望できる。
 

国重要文化財の駒形神社、祭神は騎乗の男女二神像。駒形神社を過ぎると間もなく塩名田宿に入る。本陣跡、高札場跡などが残っている。
   

木造三階建ての元休茶屋の角屋、すぐ奥には大ケヤキの根元から湧き水があり、もとは瀧大名神社の境内、現在は公園になっている。
 

明治6年から20年間、9せきの舟をつないで舟橋がかけられていた。舟をつなぎ止めるための石「舟つなぎ石」が残っている。
 

千曲川にかかる中津橋を渡る。
 

明和8年建立の大日如来像、傍らには芭蕉の句碑が建っている。浅間山をバックにした抜群のロケーション。
 

御馬寄の一里塚跡は日本橋から四十四里目。


八幡神社を過ぎるとほどなく八幡宿本陣跡、本陣門が残っている。皇女和宮が宿泊しており、下賜された品や資料が残されている。
 

八幡宿を過ぎ金山坂の手前、百沢が本日の終点。千曲バス(中山道線)で佐久平駅に戻ります。佐久平駅から車で10分、佐久一萬里温泉ゴールデンセンチュリー泊。
 

本日の歩行距離は約24㎞。沓掛から出発し、追分、小田井、岩村田、塩名田、八幡と五宿進みました。浅間山の麓を気持ちよく歩けるコースでした。今回の中山道歩きはこれでおしまい。次回は来年の春、雪解けを待ってからになります、中山道最大の難所、和田峠に挑戦です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 坂本~軽井沢~沓掛 中山道... | トップ | 中山道六十九次ウオーク番外... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ウォーク 中山道六十九次」カテゴリの最新記事