気づきの日々

毎日、何気ない言葉や思いつきに、ふと気づかされる時があります。
そんな日々のことを書いてみることにしました。

やりっぱなし

2013-01-03 16:30:43 | 日記

年末に実家へ行ったら、玄関の扉が半分開いてて
側に脚立が置いてあるのに父の姿が無かった。
正月飾りをセットしていて、何かを思い出し
取りに行ったのだろうと家の中を探すが父の姿はなかった。
辺りには正月飾りが散乱していた。

家の中をグルッと回ってみるが居ない。
もしかして父が倒れていないかと気になった。
お勝手のドアも開けっ放しになってて外をみたら
小屋の方から音かしていた。

父だなと安心して、行きたかったトイレに寄って
手洗い場で手を洗っていたら、隣の薄暗い廊下に父がいた。
父の方も「誰もいないはずなのに誰だ?」と思ったみたいで
急に現れた私の姿にびっくりしていた。(;^_^A アセアセ・・・

父は廊下の上の方にある道具箱を取ろうとしていた。
正月飾りを取り付けるのに何が道具が必要になり
それであちこち探していたみたいだった。

父が通った、あちこちのドアが開けっ放しで
風がピューピュー吹いて家の中が氷のように寒いし、
辺りは途中でモノが散乱してるし、
あーあ…(ノ_-;) と思って見ていた。
1つの事が気になると、他は見えなくなるんだなーと思った。

でも、今朝の夢で同じようなことを私もしていた。
目の前の事が気になってそこに目が行き、
今までやっていた事を忘れて、新たに仕事がどんどん増えていく。

やっぱり親子だなと思った。(;^_^A アセアセ・・・
私もよくやる事だけど、年末に父の姿で見せられてた。
やはり消化すべき行動だったんだと改めて思った。

最初にやろうとした大きな目的を忘れずに、
細部にあまりこだわり過ぎずに
1つの事を終えたら、次の気になる事に手を出す。
そうしないと、どんどん目の前の仕事が増えて行き
どれも片づけられずに終わってしまうことになる。
それが自分が作り出した因縁なんだと思った。

似たような事で、気になっていた思い出がある。
短大で寮生活をしていた時の事。

夜の10時になると窓の戸締りを確認して、
部屋を見回りながら点呼確認する当番があった。
当番でない人はそれぞれの場所を掃除する当番となってた。

5分前に戸締りを確認して、担当場所を見回るのだけど
私は食堂の戸締り確認に凄く手間取ってて焦っていた。
そして全部を見回ることなく10時の点呼の時間となった。

点呼の時間となったので見回りは止めて
各部屋の点呼確認をして寮母さんに「異常なし」と報告した。

すると、案の定私の名前が呼ばれて、寮母さんにこっぴどく怒られた。
[食堂の窓が開いてましたよ!ちゃんと見回ったのですか?]
わたしは「時間が足りなくて途中で終わってしまいました」と答えた。

この記憶がずっと心に残ってた。
今振り返ってみると、あの頃の私が間違っていたなと気付くけど
当時は時間が足りなかったから、見回りができなかったと思ってた。
自分に非があるのではなく、足りない時間のせいにしていた。
でも他の人はちゃんと出来てたし、時間内にやれていたんだよね。
決して時間のせいではないと自分でも解ってもいたんだ。
そこを見なくちゃいけないのに見ていなかった。
放りっぱなしだから、記憶として残っていたんだと思う。

やることがトロイのは、トロイ原因がある。
目の前の1つの事に気が向かってしまい、
本来の時間内でやる目的を忘れてる。
全体を見れずに、ひとつの事だけに時間を割いてしまう。
だから時間が足りなくなるんだよね。
足りなかったら、もっと前もって確認作業をやるとか
他の人を掃除中に見て参考にするとか
いろいろと解決する方法はあったのに、
それをやろうともしていなかった。
そして確認せずに「異常なし」と、嘘の報告をしていた。

ダメじゃん。(ノ_-;)

1つの事を終えてから、次の事をする。
これ、大事だなーってつくづく思いました。
目の前に散らばってるものを見かけたら
この事を思い出そう。。。

 

コメント
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