ここ数日、ちょっとした事象があった。
それらは関連性のないことに思えたけど、
もしかして関係していたのかもと、今日感じた。
それらは「茎」という部分で、繋がっていた。
数日前に、手作りの「しば漬け」を作りたくて赤紫蘇の束を買った。
使用するのは葉の部分だけなので、長い茎はハサミで短く切って処分した。
しば漬けに使用して、余った残りの葉は紫蘇酢用にと、赤紫蘇のアク抜きを2回やった。
そして二度目の「塩もみアクだし」の時に、ハプニングが起きた。
洗って残りを入れてたアルミ製のボウルで塩もみをやったら、
なんと…紫ではなくて「青い水のアク」が出た…。
最初の時はプラスチックのボウルで塩もみしたので、こんな色は出なかった。
アルミの表面が酸で解けて化学反応を起こし、青くなったと思った。
急いでプラスチックボウルに移し替えて塩もみを続けたら、
青から紫色のアクに戻った。
それで大丈夫だと思って、酢を入れて紫蘇酢を作った。
作った後で、不安になった。
化学反応した青色は、使っても大丈夫なのだろうか?
また色が紫に戻ったけど、綺麗に水で洗った訳ではない。
塩で揉んで酢につけただけで、毒性は残っていないのだろうか?
あの、青い色は何なのだろう?
ネットで気になって調べたが、見つける事は出来なかった。
お酢もずっと使ってなかった古いものを使ったので
結局、この紫蘇酢は薄めて台所の排水溝の掃除用に使う事にした。
一昨日、実家に行く途中の買い物で赤紫蘇の束を見つけたので
また紫蘇酢を作ろうと買った。
でもその日は新しい酢を買ってなかったので、束を水に浸して寝た。
よく見ると茎が長くて曲げた状態で縛ってあったが
店でもそのまま水に浸けてあったし、束を解くのも面倒だったので
その状態のまま水に浸けて寝た。
その日の夜中に、またハプニングが起きた。
歯を食い縛って寝ていたみたいで、今度は歯が痛くなり
朝起きたら左下の奥歯の歯茎が凄く腫れていた。
歯医者に行こうかと診察券を捜していたら、
今日のお昼に着払いの宅配が届く用事を思い出した。
痛みもないし、荷物を受け取ってから行こうかなと待っていたら
腫れが少し引いているように感じた。
歯医者に行って、切って膿みを出して貰っても
抗生物質を飲んで、頑張っている善玉菌も無くすような事はしたくない。
痛みはないのだから、このまま様子を見ようかなと思った。
出来れば自然治癒の形が一番良い。
誰かに切って貰って膿を出しすのではなく、自分の力で膿出ししたい…。
頑張れ、私の身体の中の微生物!
いつも無茶しちゃってゴメンね。。。
でも、元に戻してくれてありがとう。
そんな事を考えていたら、「茎」が関係していることに気付いた。
歯茎と紫蘇の茎。
食い縛った歯で腫れた私の歯茎と、曲げられた茎を縛った紫蘇の束。
曲げられた状態のまま縛られて放って置かれて、茎はずっと苦しかったんだ。
そんなことにも気付かず、私は葉だけを必要としていた。
葉は丁寧に洗うのに、茎の方は雑にハサミで短く切ってゴミに出してた。
いつも葉とか花とか実とか、先端の部分だけを見て大事にするけど
本当は茎がそれらを支えている。
先端に栄養を運んだり、茎の果たす役割は物凄く大きい。
地味だけと、欠かす事の出来ない縁の下の力持ちみたいな大事な存在。
それなのに先端の目立つ部分しか、いつも見ていないなと思った。
利用価値のあるものしか見ていなかった。
茎が大事な役割を果たしているという事。
それに気付いた。
茎が縛られて苦しそうな状態を目にしていたのに
そのまま何も感じることが出来ずに寝てしまっていた。
夜中に食い縛った歯が原因で腫れた歯茎は、
歯茎が歯を支えているという事に
気付く痛みだったのかもしれない。
同じなんだよね。
歯は大事にするのに、歯茎の事はいつも無関心だから
何度も歯茎が腫れたり、歯が抜け落ちる夢を見ていたのかな。。。
茎も歯茎も土台なのに、大事な部分は見ていなかったなと思った。