気づきの日々

毎日、何気ない言葉や思いつきに、ふと気づかされる時があります。
そんな日々のことを書いてみることにしました。

見比べる

2013-06-24 15:57:36 | 日記

今日、冷蔵庫から「夏みかんを入れたガラスボウル」を出していたら床に落とした。
パリ―ンと大きな音をたてて、ものの見事に割れた。
砕けたガラスと一緒に夏みかんの実がごちゃ混ぜで床に散乱していた。
あまりにも見事に割れたから、「あーぁ、割れちゃったよ…」と笑うしかなかった。

何かあるんだろうね。
見なきゃいけない自分の何かを見せられているんだろうね。
でも取りあえず綺麗にしようと、塵取りと箒で片付け始めた。
ガラスは燃えないゴミで、夏蜜柑の実は燃えるゴミだから…と分けていたけど
凄く小さな欠片とか実がくっついてて、細かくは分別出来ない。
分けられないのだからショウガナイかなぁと思っていたら、ふと思った。

もともと分けられないモノだったものを、分けてしまったのだろうか。
なんで「燃えるゴミ、燃えないゴミ」と分けるんだろう?
昔はそんなのなかったのに。

ああ、そうか『いろんな事を分けて考えてた私』だから
これが起きたのかなって妙に納得した。
割る前にも「自分と他人を分けて考えていた」から。

燃えないゴミを新聞紙でくるんで、掃除機掛けて
燃えるゴミを纏めていたら、ミカンと一緒に紛れた小さなガラスの破片が
右の親指をチクリと刺した。
小さな破片だったので指は大丈夫だったけど
なんだか小さな子供の反抗に、親が感じる痛みみたいに思えた。
「気付かずに分けて考えてた私の想い」に、魂の親が悲しんで感じる痛みみたいな。。。

昨日は右の胸に時々痛みを感じた。
なんだろう?と思ったが、よくわからないので放置してた。
これ書いてたら、また小さな鈍い痛みが来たよ。(苦笑)
やっぱり「親の心の痛み」だったのかな。

「あなたは私であって、私ではない」から、
「でも、私はあなたで、あなたは私だった。」という所に来た。
結局、分けられない(分けるべきではない)ということかな。

素に戻れは「同じ」なんだと思う。
分けて考えていたのは、自分の方だったという事。
それを気付かずに繰り返していた。

今朝の夢でも似たような場面があった。


ふと自分の姿を見ると、裸で表を歩いていた。
別にそれでもいいと平気で外を歩いていたが、
段々と裸の自分と、服を着た周りの人を見比べているうちに、
自分だけ裸の姿が恥ずかしくなってきた。
なんでいつも自分だけ裸で外を歩いているのだろう。
今までも何回かこういう場面を夢で見ていて
その事を思い出して恥ずかしくなっていた。

セオさんが隣にいて「大丈夫?」と声を掛けた。
私は黒いコート(毛皮のコートみたいな感じ)を羽織っていて、
それで裸を隠せるから大丈夫と彼女に言っていた。
そして黒いコートで裸を隠して歩いていた。

(コートの下が裸だという事を、誰も気付かないだろう =
 自分で素を覆い隠していることに気付かない?)

常識では「裸で外を歩く」と逮捕されます。
迷惑なモノを見せたという理由で。。。
それは服を着ている人が圧倒的に多いから、裸が異質なんだろうね。
裸は恥ずかしいものだから(人に見せちゃいけないものだから)服を着なさい。
それが今の常識。

夢の中の私も「自分と周りの人」を見比べていた。
そして常識の枠から抜け出せないでいた。

常識って何だろうね。
気付かずに自分を縛っているモノに思えてくる。

よくよく考えたら、間違ってた。。。
「服を着ている人が圧倒的に多いから、裸が異質なんだろうね」という部分。
圧倒的多数が常識になっているのは確かだけど、
「裸で歩いている人が多ければ恥ずかしくない」という事ではなかった。
それでは根本的な部分で変わらない。
圧倒的多数の向きが動いただけだ。力が支配していることでは変わらない。
私はそちらに「ふらふらと流されて行った」だけだ。
多い方に居た方が楽だから。
圧倒的多数の中は「支配したい人」と「依存したい人」で成り立っているように思う。

「自分を持て」というのはこの部分で、
服を着ている人が圧倒的に多くても、自分は関心がないとそこから去って行ける心なんだと思った。
イジメのカースト制と似ている。
前にドラマで見ていたんだよね。
いじめられて「また2軍に戻ったね」と言われた時、
「勝手にすれば! 自分はそこには興味ないし」と、一人になることを選んでいた。
そういう事なんだね。

そうか、自分に自信がないから「裸が恥ずかしい」のか。。。
だからコートを着て隠そうとしたんだ。
それに気づくように夢で何度も似たような場面を見せられていたんだ。
周りは関係なく、自分の問題だったね。




コメント
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