気づきの日々

毎日、何気ない言葉や思いつきに、ふと気づかされる時があります。
そんな日々のことを書いてみることにしました。

素直に見る

2015-02-07 14:47:41 | 日記

簿記の試算表問題を解いていたときの事だった。
例のごとく左右の合計金額が合わない。

差額の数字を確認して、仕入れ商品の不良品返品分の金額だと解り、
仕分けはちゃんと合っているのに、Tフォームで左右に転記ミスしてた。
なんだこれだったのかと左右の合計数字を合わせて答え合わせをしたら
今度は、抜けている金額があって、全体の合計金額が違ってた。

どこが抜けていたんだろ?
問題をよく見たら、5/30のcとdの取引で最初だけ答えて、次(d)を見忘れていた。

cの問題が備品の一部の売却で、ちょっと面倒だからと気構えていて、
その問題が解けたのに安心して、すっかりその次の問題dを見忘れていた。
dがあった事さえも気づいていなかった。
dは借入金と利息の返済を小切手で降り出す取引。
dの仕分け自体を、やっていなかった。

二つを処理し直して、いつも私はこーだなーと思ったら、何故簿記が苦手だったか解った。
やる度に必ず数字が合わないのだ。
それが前提で、その原因を見つけるのに物凄い時間と手間がかかる。
だから簿記は大変だという想いがあって、ずっと苦手だった。
自分に合ってないとさえ思い込んでた。

今日、合わない数字の原因を調べていて解った。
あー、自分の因縁の原因を調べているのと同じなんだなと。
自分でやった(事を起こした)事が、いつも思っていたのと違う結果になる。
なんでそうなるのだろう?と過去を振り返って原因を探る。
長い時間と手間がかかって、やっと「あー、これだったのか」と原因を知る。
そこには自分の間違い(思い違い)だけしかないのだ。
相手に問題がある訳ではなくて、自分の問題しか存在していないんだ。

だから、見るべき対象は「自分の中」だけなんだなと理解した。
そこさえ見れたら、自分が思う結果になれるんだ。

私の課題は「問題をよく見ていない」事。
そこにちゃんとあるのに、よく見れてない。
「目」に関することが多い。
勘違い、思い違い、上の空、早合点、別の事を考えている。
大抵が見るべき対象から目をそらして、別のものを見て考えている。
素直にそれを見れていないから起こる。

現実に一瞬で判断しなきゃいけない問題があって、それは私だけの問題ではないとずっと思っていた。
でも違ったね。
私の問題だった。
ちゃんと目の前のものを素直に見れていたら、解る事なんだ。
簿記の問題を解いてて、それが解った。
今後、問題の見間違いがなくなっていったら、私の見方も素直になったという事なんだと思う。
自分の想念は、無意識で現実に現れてくるものだと思うから。

間違う箇所も因縁と関係があると思った。
返品仕分けは合っているのに、転記作業で左右にミスしてた。
 →元に返す(戻す)先の場所が左右で違った。
借入金の返済を利子を付けて払ったのに、仕分けしていなかった。
 →その認識が自分になかった。
 →もしくは、見たくないモノ(借金)を見ない。現実逃避もあるかも。

最近見た夢でも、精算して親戚から小銭(コイン)を受け取っていた。
多分、家系(血筋)の借金の因縁は、精算したという事なんだろうなと思った。
これからは自分の未来を自分で切り開いて行けという事なんだろうなと感じている。

 

コメント
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