気づきの日々

毎日、何気ない言葉や思いつきに、ふと気づかされる時があります。
そんな日々のことを書いてみることにしました。

間違いは間違いじゃない

2015-02-11 13:35:02 | 日記

簿記って面白い!
いろんな事に気付ける。
ワークブックを進めていったら、今度はワザと左右の合計が違ってて
どこを間違えていたのか答えなさいという問題だった。
《゜Д゜》
なに?それ。
それって、私の得意科目じゃん!!(^^;

いつも間違えてるから、何度も間違い探しをしているうちに
だいたい自分が間違えるポイントを解ってくる。
そういう目で見たら、間違えを見分けるポイントに察しがついてくる。
それを「経験」というのだろうな。
間違えたからこそ培われた経験。
なんだ、間違っていても間違いじゃないというのはこういう事かと納得した。

だからどんな道も、例え遠回りであっても自分と向き合っている限りそれは得がたい経験になる。
後ろに戻っていたとしてもゴールに近づいているという事なんだ。
到着が遅いか早いかではなくて、そこに行くまでにどんな経験を積んだかが凄く重要なんだと解った。
自分の経験が、目の前の判断基準のポイントとなっている。
そして目的地にゴールしたら次に向かう場所へとスタートし始め、動いている限り変化し続ける。

生きているから経験を積める。
現実世界だから事が動く。
事が動くから、そこから見えてくるものがある。
その経験を経て、また動きなおせる。

ワークブックの問題を解いてて、昔お世話になった経理の先輩女性を思い出した。
あの頃、私がいつも間違えてた数字を一緒になって解いてくれていた。
先輩は経験豊富だから察しが付くのだろうけど、自分の間違いではない数字を調べるのは大変だったと思う。
人の間違い(ワークブックの問題)を探すのも、自分じゃないから最初はどこが間違っているのか検討もつかないんだ。
自分が間違った箇所(経験)と照らし合わせて、いろいろと探しているうちに見つかってくる。
だいたいの察しはつくけど、自分のよりは簡単ではない。
だから最初に自分の経験があって、それが生きて初めて周りへと影響していくのだろうな。

あの時は感じる余裕がなかった「先輩へのありがたさ」を感じた。
物凄く時間がかかったけど、それに気付けて嬉しい。

 

コメント
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