気づきの日々

毎日、何気ない言葉や思いつきに、ふと気づかされる時があります。
そんな日々のことを書いてみることにしました。

見る角度

2015-02-26 14:50:01 | 日記

新潟に住んでる友人が、ちょっと厄介な病気にかかり
今月手術して無事に退院したからと昨日電話があった。

12/2に電話で病気のことを知った。
検査結果がわかるのが12/22で、その頃の私と重なるものがあった。
私も12/2に右奥歯を抜歯して22日に歯の様子を見る事になっていた。
私と彼女は旧姓で一字違いということもあり、同じ名前の彼女に何か不思議な縁を感じていた。

12/2の電話では、毎年調べていたのに今年だけ「いいかなー」とやらなかったそうだ。
その上、10月に他の検査で調べてもらった時には見逃されて
それで数ヶ月で大きくなっていたと凄く落ち込んでいた。
若いから進行も早くて、凄く辛い時期だったと思う。

でも12/22の電話では、ちょっと様子が変わってた。
最初の担当の先生から変更になった新しい先生は、何か波長があうような感じがして
間が合うというような表現をしていた。
上手く言えないけど、こんな感じは初めてだと言ってた。
しかもその他に、変わった形(天狗の鼻のような形だと言ってた)のポリープが見つかり
そっちの方が厄介だから、そっちを先にやろうという事になったらしい。
最初に見つかった方は、そんなに急ぐ事はないという感じだった。

その上、ご主人が足を怪我して入院したこともあって、同じ病院にかかることが出来
時期もずらしたので結果的に良かったと言っていた。

渦中の時は、何が起きているか解らずに
彼女も最初の発見ミスした先生を責めたい気持ちが強かったけど
それがあったから、上手く事が収まったとも取れるねと互いに話して笑った。

不幸というのも、ちゃんと別の角度から見たら幸いになるんだなと
友人の体験を通して知った。

天狗の形の厄介なポリープも、もう一つの見過ごされて更に大きくなっていた腫瘍も
どっちも手術で取ることが出来たそうだ。
今回の経験は、きっと彼女の人生でとても大きな転機になったのではないかなと感じた。
彼女しか見つめることの出来ない何かを、きっと感じたのではないかな。
スタートラインという言葉も彼女の星回りで目にしていたので、そんな気がしていた。

私は彼女を遠くから見守る事しかできないけど、彼女と話していて気付くことがたくさんある。
同じ名前(下の名前)の二人が、それぞれの故郷から上京して、
同じ日に同じ学校を見学して出会い、それ以来の不思議な縁で繋がった友人。
横浜で一緒に住んでた時期もある。

だから、本当に無事に退院出来てよかったなと思った。

 

 

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