気づきの日々

毎日、何気ない言葉や思いつきに、ふと気づかされる時があります。
そんな日々のことを書いてみることにしました。

おへそ

2013-01-10 00:57:04 | 日記

先日、宇宙飛行士の古川さんがテレビで言ってた。
宇宙遊泳で前に進みたい時は、お腹の丹田が重要だって。
丹田を押すと、真っ直ぐに進むけど
違う所を押すと、回転するらしい。
おへそは身体の中心だから、
バランスが大事なんだね。

それを聞いて、さっそく私も丹田を意識して街を歩いてみた。
すると背筋がスって伸びるんだよね。
荷物が多くても、全然疲れない。
いつもは下を向いて猫背になるのに、お腹を意識するだけで全然違った。
ちょっとしたことなのにね。

でもすぐに忘れちゃう…。
忘れていつもの私に戻っちゃう。(;^_^A アセアセ・・・

それで昨日久し振りに図書館に行った時に、
ふと目にした本が「暮らしのおへそ」だった。
目の前に2冊、並べてあったんだよね。
多分返却さてたばかりの本だと思うけど、移動用のラックに入ってて
それが目に入った。

パラパラめくってみたら、ドキッ!!とする言葉が書いてあった。

「おへそに力を入れると 背筋がシャンと伸び
 姿勢がよくなって、体の重心が決まる。」

先日、私が体験した事と同じ事が書いてあった。
2冊とも借りて帰ったけど、今の私にとてもしみる言葉が多かった。

夏木マリさんは、すべてを自分一人でやると決めて
「印象派」のパフォーマンスを始めた。
劇場の手配から始まって、歌も踊りもたった一人でやる。
『この空間にひとりで立つ』
そう決めたものの、何を歌い、どう表現すればいいのか途方に暮れた。
自分を壊して、一から積み上げてはまた壊し…。

「失敗は何よりも成功の糧と思っています。
 やると決めたらやる。力以上のことを抱えていると
 心の体力がつくんです。」

「弱い自分を知ってて、情けない自分を乗り越えて
 やっと何かが手に入る。」

「まずは自分で動いてみる。そうすれば、必ず発見があり出会いがある。」

「何かいいことを待っているのではなく、自分から捜しに行く」

「自分のキャリアより、人との出会いの方が大事。」


もう、すべて私が感じている私の足りない部分を言い当てられたような
まさに「そうだよなー」と納得してしまいました。

自分の足で一歩を踏み出そうとするけど
何をどうしたらよいのか途方に暮れて
これかなと進んでは違う…と壊し、また一から積み上げてはまた壊し…
本当にその繰り返しでした。
でも、その過程で見つかるものも確かにあった。

私が足りないのは、次の一歩。
「自分から動くこと」だと感じていた。


2冊目のピーターさんの言葉にも、ドキッとしました。
「誰かのためではなく、自分のために生きる。」

「毎回新しい気持ちで演じた事のない役にトライするには、
 そのたびにゼロから積み上げる底力が必要。
 チョチョイのチョイで、できるのはプラスにならない」

本当にそうだなぁと思いました。

この本は2006年に出されていますが、
当時の私では言葉の意味が深く理解できてなかったと思います。
今だから、しみる言葉なのかなと感じました。
その時々の言葉の出会いも、時期があるのかもしれませんね。
わたしにとっては、今が「その時」でした。


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負け続けた人

2013-01-06 14:43:29 | 日記

昨日テレビで「1勝24敗の男たち~高知・アイスホッケークラブ~」 をやってた。
途中から見てたけど、その中のひとりの男性の姿に考えさせられた。

40過ぎてて、仕事の合間に時間を見つけて続けているアイスホッケー。
ずっと勝てなくて、負け続けているのに
アイスホッケーが好きでやめられない男性がいた。
その人が言った言葉にハッとした。
「負け続けているから、今も頑張っている自分がいる」
そんな事を言っていたと思う。

「そうか、簡単に勝てていたら、そこでもう止めて別の違う人生があったのかな。
その人生は果たして「諦めないで頑張る事」があったのだろうか?
そんな事を考えてた。

失敗から多くの事を学ぶ。
その男性は、何か見えてくるものがあると思うと言ってた。
まだそれが見えずに模索し続けているように思えた。

その男性の家族も、そんな生活を歓迎していないみたいだった。
勝っているならまだしも、負け続けているのに
何で止めないのと言う気持ちが表れてて
子供はモロに嫌がった顔をみせたり、
奥さんも「ホッケーが好きだという気持ちは解るようになったけど
試合を見に行きたいとかは思わない」とあっさりしていた。

そんな奥さんと子供が、試合を観戦していて
試合の中で、旦那(父親)の一生懸命諦めずに走っている姿があった。
奥さんも子供も、男性の「諦めずに頑張っている姿」に何かを感じてた。

きっと二人の接し方が、これから変わるような気がした。
二人を変えたのは、男性の頑張っている「姿」だった。
それを見て何かが変わった。

二人が変わる事で、男性も何かを感じるかもしれない。
自分に対しての「変わった姿」を見て、何かを感じると思う。
それが男性が見つけようとしていた「答え」なのかもしれないなと思った。
家族の時間をずっと犠牲にしてきたこととか、
そういう事が見えてくるのかもしれない。

捜しているモノは、意外と身近にあるんだよね。
だけど「手に入らないモノ」を追い求めて遠くを見てしまう。
だから「見えてない」のかもしれないね。

今日も、山田洋二監督がテレビで言ってた。
「これから未来を切り開いていく鍵は?」という問いかけに

「暮らしの中の質を高めていく事。

何気ない家族の会話とか、兄弟が言った言葉とかに
大事な事にハッとさせられる。
そういう暮らしの中の質を高めていく事が
大事じゃないかと思う」と語ってた。

遠い未来を見てないんだよね。
ごく身近にある暮らしの何気ない日常を大切に見ている。
だから、いつも「家族愛」がテーマなのかと理解出来た。

とっても大事な事を、さりげなく語られてて
いつもそこに視点があるからだろうなと思った。

  

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やりっぱなし

2013-01-03 16:30:43 | 日記

年末に実家へ行ったら、玄関の扉が半分開いてて
側に脚立が置いてあるのに父の姿が無かった。
正月飾りをセットしていて、何かを思い出し
取りに行ったのだろうと家の中を探すが父の姿はなかった。
辺りには正月飾りが散乱していた。

家の中をグルッと回ってみるが居ない。
もしかして父が倒れていないかと気になった。
お勝手のドアも開けっ放しになってて外をみたら
小屋の方から音かしていた。

父だなと安心して、行きたかったトイレに寄って
手洗い場で手を洗っていたら、隣の薄暗い廊下に父がいた。
父の方も「誰もいないはずなのに誰だ?」と思ったみたいで
急に現れた私の姿にびっくりしていた。(;^_^A アセアセ・・・

父は廊下の上の方にある道具箱を取ろうとしていた。
正月飾りを取り付けるのに何が道具が必要になり
それであちこち探していたみたいだった。

父が通った、あちこちのドアが開けっ放しで
風がピューピュー吹いて家の中が氷のように寒いし、
辺りは途中でモノが散乱してるし、
あーあ…(ノ_-;) と思って見ていた。
1つの事が気になると、他は見えなくなるんだなーと思った。

でも、今朝の夢で同じようなことを私もしていた。
目の前の事が気になってそこに目が行き、
今までやっていた事を忘れて、新たに仕事がどんどん増えていく。

やっぱり親子だなと思った。(;^_^A アセアセ・・・
私もよくやる事だけど、年末に父の姿で見せられてた。
やはり消化すべき行動だったんだと改めて思った。

最初にやろうとした大きな目的を忘れずに、
細部にあまりこだわり過ぎずに
1つの事を終えたら、次の気になる事に手を出す。
そうしないと、どんどん目の前の仕事が増えて行き
どれも片づけられずに終わってしまうことになる。
それが自分が作り出した因縁なんだと思った。

似たような事で、気になっていた思い出がある。
短大で寮生活をしていた時の事。

夜の10時になると窓の戸締りを確認して、
部屋を見回りながら点呼確認する当番があった。
当番でない人はそれぞれの場所を掃除する当番となってた。

5分前に戸締りを確認して、担当場所を見回るのだけど
私は食堂の戸締り確認に凄く手間取ってて焦っていた。
そして全部を見回ることなく10時の点呼の時間となった。

点呼の時間となったので見回りは止めて
各部屋の点呼確認をして寮母さんに「異常なし」と報告した。

すると、案の定私の名前が呼ばれて、寮母さんにこっぴどく怒られた。
[食堂の窓が開いてましたよ!ちゃんと見回ったのですか?]
わたしは「時間が足りなくて途中で終わってしまいました」と答えた。

この記憶がずっと心に残ってた。
今振り返ってみると、あの頃の私が間違っていたなと気付くけど
当時は時間が足りなかったから、見回りができなかったと思ってた。
自分に非があるのではなく、足りない時間のせいにしていた。
でも他の人はちゃんと出来てたし、時間内にやれていたんだよね。
決して時間のせいではないと自分でも解ってもいたんだ。
そこを見なくちゃいけないのに見ていなかった。
放りっぱなしだから、記憶として残っていたんだと思う。

やることがトロイのは、トロイ原因がある。
目の前の1つの事に気が向かってしまい、
本来の時間内でやる目的を忘れてる。
全体を見れずに、ひとつの事だけに時間を割いてしまう。
だから時間が足りなくなるんだよね。
足りなかったら、もっと前もって確認作業をやるとか
他の人を掃除中に見て参考にするとか
いろいろと解決する方法はあったのに、
それをやろうともしていなかった。
そして確認せずに「異常なし」と、嘘の報告をしていた。

ダメじゃん。(ノ_-;)

1つの事を終えてから、次の事をする。
これ、大事だなーってつくづく思いました。
目の前に散らばってるものを見かけたら
この事を思い出そう。。。

 

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夢 乗るなら今

2013-01-01 23:43:35 | 日記

2013年が明けました。
私の正月は、初っ端から足がつって目覚めました。(;^_^A オイ・・・

年末年始は、珍しく多忙に動き回ったので
慣れない立ちっぱなしが足に響いたのか、
左のふくらはぎがつって、イテテ…と目が覚めました。

普段は何もしないから、足がビックリしたんでしょうね。
日頃から動けと言われているんでしょうね。
...... ( 〃..)ノ 努力します…

12/30に、いろんな夢を見ました。
一番印象深かったのが、夢から覚める時に見ていた部分でした。

++++++++++++++++++++++++++
2012. 12.30.(日)  旧暦 11/18

目が覚めかけている時に、
○○○○さんから前に教えてもらったブログを見ていて
「よいお年を」という題で更新されていた。
記事を読んでで、次の言葉が頭の中で響いてた。

「毎日あるけど、乗るなら今がチャンスだよ!」

++++++++++++++++++++++++++

多分、乗り換えのバスの時刻を見ていた夢の続きだと思う。
思った時が「その時」なんだなと思った。
「感じた時、思った今」がその時で、行動する「チャンス」かなと。
待っているのではなく、自分から動く。

今日もね、実家に行くバスがずっと来なかったのよ。
正月もバスの運転手さんは働いてて大変だなーって思って
元旦は時刻が読めないからとタクシーで向かった。
私にとっては、タクシーはどえりゃー贅沢なんだよね。(;^_^A アセアセ・・・
でも元旦だから奮発した。(笑)

もしかして、このことと関係あったのかな。
私は柔軟に計画を変更できないタイプで、
迷って待ってる間にチャンスを逃がす事が多い。
石橋を叩き過ぎて、なかなか動けないんだよね。

前に父の事を「環境が変わる事を凄く怖がっている」と書いたけど
私にもあったな、そういう部分が。
習慣化したものから、なかなか抜け出せない。
固定観念があるから、そこから抜け出せないんだと思った。

「来るのを待っているのではなく、自分から動く」
動いてナンボの世界なんだよね。

で、動きました。
12/30に、秘かに私の創作部屋を新設しました。
12月の後半くらいから考えてて
本当は年開けてから始めようと思っていたけど
この夢を見て、「思った今」がその時なんだと気付き
行動に移しました。

秘かにというのは、大げさに言えるようなもんじゃないから。(笑)
自分なりのオリジナルのタネを産み出し、そこに植えて育てていく。
そういう創作部屋です。

思い出したんですよ。
友人に「〇〇を作りたい夢がある」と手紙に書いたことがあったのを。
その人たちから手紙が戻って来た夢を見てたのは
この事を「思い出せ」という事だったのかなと感じました。
私にもちゃんと「やりたい事」ありました。

途中でそれは「私の押し付け」に過ぎないのでは?
という気持ちがあって、立ち消えになってた。

だけど、心があればどんなことだって無駄じゃないと解ったから
小さなタネを1つ植えました。
これからこのタネが大きく育つか、枯れてしまうのかは私次第。
でも夢だけは忘れないようにと、タイトルにしました。
その名も「夢がある」です。(;^_^A アセアセ・・・

作ろうと思った「志」というか「気持ち」があったんですよ。
それを忘れないようにしたいなと思いました。

 

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