(サンデルタ香良洲)
8月26日(金)午後1時30分から、
津市香良洲町のサンデルタ香良洲ホールで、
歴史講演会「香良洲道とその周辺」(主催・みえ歴史街道構想津地域推進協議会)が開催され、
108人が参加しました。
みえ歴史街道構想津地域推進協議会ガイド会部長(左)のあいさつで
講演会が始まりました。右は司会のガイド会副部長さんです。
講師は浅生悦生先生(三重県文化財保護指導員・三重郷土会理事)で、
「江戸時代、伊勢神宮へお参りする人たちが香良洲のお宮さんにお参りしてからお伊勢さんへと向かった。
香良洲へ参らずして、お伊勢さんだけお参りして帰ってくるのは「片参り」と呼び、
必ず香良洲のお宮さんにも立ち寄るようにと言われていた」
というところから、伊勢街道から香良洲に寄り道する「からす道」が発達したとのことです。
また、
現在も香良洲町は漁師町として知られていますが、
その昔、香良洲町や阿漕浦の漁師たちは、採れた魚を京都まで売りに行っていて、
魚を売った代金で、京都で派手に女遊びをしてくる風習があった、
という面白いエピソードも披露されました。
(浅生悦生先生)