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津市白山町中ノ村、国道165号の倭の交差点の南にあります、眞光寺です。
現在は無住寺となっていて、集落でお寺を守っています。
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私が訪れたのが土曜日の朝で、
集落の女性3人が、当番で掃除をされていました。
で、普段は入れない堂内に入れていただくことができました。
まず目に入ったのが、大きな提灯です。
この提灯は集落の男性が、厄祝いに寄付したものだと教えてもらいました。
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境内には地蔵堂もあり、石地蔵が祀られていました。
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境内にあった「庚申さん」、太い丸柱で笠を支えているのが珍しいと思いました。
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お寺の庫裏は、集落の集会所として利用されています。
この地域は、室町時代に「小倭一揆」と呼ばれた小領主たちの同盟による自治が行われていました。
その結束は固く、誓約は厳しく守られていました。
そういう風土というか心意気のようなものが、今も伝えられているのでしょうね。
石仏を探し歩いています 白山町真光寺の地蔵立像笠石仏