美里町の探検日記GP

津市美里町(旧美里村)に住んでいるコレクターです。コレクション自慢(?)のほか、津のこと、美里のことも書いていきます。

ヨネカワクレープ(津市香良洲町)11/21オープン

2022-03-09 21:15:43 | グルメ


津市香良洲町、マックスバリュ香良洲店の北に
2021年11月オープンしました、
テイクアウト専門のクレープ店「ヨネカワクレープ」です。

千葉県市川市で人気の「ヤマグチクレープ」の加盟店です。
東海、近畿地区には初出店とのことです。

ヨネカワクレープ
津市香良洲町5044
高茶屋駅から2,712m
TEL 非公表
営業時間
12:00〜※生地がなくなり次第終了。
定休日 月曜日、木曜日、臨時休あり
駐車場 有
オープン 2021年11月21日


(稲葉区民会館/香良洲町)

場所は、マックスバリュの北、
ミニストップの向かいです。

駐車場はお店の前に1台分のスペースがありますが、
ここにはお客さんが行列で並んでいるため、まず駐車は不可です。
向かいのミニストップに停めてこちらへ歩いていこうとすると、
どこから見ていたのか、おじさんが現れて
ここに停めたらあかんと注意されるとか(噂ですけれど)。

そこでご紹介するのが、
お店の横の細い路地の先にある、地区の公民館です。
上の画像のように、公民館の周囲には広い空地があり、駐車可能です。
ここから50mほど歩いて戻ると、お店の前に出ます。



日曜日の午後1時30分頃、
お店の前には行列ができていました。
人数を数えると、私が17人目でした。

列に並んで、先頭のグループのみ、
白いドアから店内に入ることができます。
窓口でクレープを注文し、代金を先払い。
クレープが出来上がるのを待ちます。

縁日の屋台のクレープは生地が薄いので、
あっという間に出来上がるのですが、
こちらのクレープは生地が厚いので
少々時間がかかります。
店頭にも表示されていますが、
「並んでいる人数✕4分」が目安になります。



レギュラーメニューです。
「サラダ系」のクレープが5種、
「デザート系」のクレープが18種、となっています。



季節限定のメニューもあるので、
店頭でチェックしてください。



冬季限定の「いちごチョコホイップ」650円に
バナナを追加(50円)で注文しました。
計700円(税込)です。

待っている間、厨房の様子を見ていました。
左側にクレープを焼く鉄板が4枚あり、
焼き上がった生地を、右のテーブルでトッピングしていました。
ということは、一連の作業で作れるのは4個までで、
並んでいる人数もなかなか進みませんでした。

私がクレープを受け取ったのは、午後2時50分頃、
予想通りと言いますか、並んでいる人数✕4分、
の所要時間でした。
ちょうどその時刻にオーダーストップとなり、
後から来たお客さんは断られていました。

クレープを食べてみたところ、
生地が厚くて弾力があり、驚きます。
一般的な、薄くて甘味のある生地ではないので
違和感を感じる人もいるでしょう。

それ以上に、寒風の中、
1時間以上も並んだことが記憶に残りました。
寒さに耐えられずに帰っていく人も多数いました。
もう少し暖かくなってから、
もう一度行ってみようと思います。

パーラーオクノ(松阪市日野町)~フルーツたっぷりのクレープが話題のケーキ店

クレープ専門店 ツリークロップ (Tree Crop)/伊勢市川端町



「ヨネカワクレープ」さんから北へ50m、
津市内で唯一のウサギ専門のペットショップ「マシュ・マロウ」さんです。
近くにこんなお店もありますよ、と紹介しておきますが、
ウサギはとてもデリケートな動物なので、
一般的なペットショップのように、常時展示はしていないそうです。
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美里町家所、穴倉の地名の由来

2022-03-09 09:15:05 | 津のこと

(家所西代の田園風景、後方には経ヶ峰)

ジャンボ干支の辰水神社がある津市美里町家所地区、
美里町で最も人口の多い地区でもあります。
中世(室町時代以前)には「家所」ではなく
違う名称だったというお話です。

「神鳳抄(じんぽうしょう)」という、
伊勢神宮の所領をすべて書き記した
南北朝時代の記録を見てみました。
これら「神領」は10世紀末に成立していることから、
「神鳳抄」に記録されている地名は、
その当時の地名ということになります。

それによると、五百野や長野など、
現在の地名と同じものもありますが、
家所にあった神領は
「宅所御厨(やけどころのみくりや)」と記録されています。
「宅所」とは「役人が起居しながら執務を行う建物」という意味で、
中央から派遣された役人(検非違使の配下の者か)が
勤務・居住していた役所があったのでしょう。
全国を探してみると「宅所」が地名になっている場所が
他にもあるようです。

では何故に「宅所」が「家所」になったのか、というと
字の形もよく似ていることから、
書き間違いで「家所」になったと考えるのが自然です。
時代的には、武士の荘園支配が進んでいた時期で、
「ここは宅所(やけどころ)である」と
間違いを注意すべき役人もいなくなってしまったので、
どこかの時点の間違いが、そのままになってしまったのでしょう。

地元の人は「家所」を「いえどこ」と読みますが、
この由来からすると、本来は「いえどころ」なのでしょう。


(穴倉別所橋付近、後方は経ヶ峰)

同じく「神鳳抄」において、津市美里町穴倉にあった神領は
「荒倉御薗(あらくらのみその)」と記録されています。

こちらも家所と同様に、
「あらくら」を「あなくら」と聞き間違って
「穴倉」と書いたのが由来のようです。
ただし「荒倉」を「こうそう」と読んだ時期もあったようで、
穴倉には「こうそ(高曽)」という小字名も残っています。

テレビやラジオもない時代ですから
「あらくら」なのか「こうそう」なのか
統一されなかったのも無理はないでしょう。

この「荒倉」を
「自然災害などで食糧不足になったときのための備蓄倉庫だったのでは」
という説を聞いたことがありますが、
国の制度上でそのようなものが置かれたのだとしたら、
前述の「宅所」と同様に、日本各地に同じ地名があるはずです。
今のところ、それらしい地名は見当たらないので
備蓄倉庫の可能性は低いと思います。

穴倉公民館の桜(美里町穴倉)2016.4.
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