明日(9月30日)からしばらく入院することになりました。
そこで今回は、
私のように病気(成人病)を甘く考えている皆さんへ、
ここまでの経過を書いておきます。
まず、そもそも私は糖尿病を持っています。
3年ほど前には体重が85kgほどありましたが、
その後76kgまで減り、そこで落ち着いていました。
つまり、糖尿病の次の段階に進んだので
体重は増えなくなったのだ、という自覚はありました。
が、体重が減った分、
身体を守るものが無くなって
腰ヘルニアに悩まされていました。
この闘病中も体重は76kgでした。
ところが、
9月になって徐々に体重が増えてきたんですね。
食欲は落ちているのに、
体重が82kgまで増えていたのです。
神経痛もひどくなってきたので
これはヘルニアではなくて、内科で診てもらったほうが良かろうと思っていたところ、
9月23日の朝、体重がさらに6kgも増え、
両足やお腹がパンパンに張っていたのです。
いくらなんでも一晩に6kgも増えるなんて、尋常ではないと思いました。
体重はさらに増えて90kgになり、
8年くらい前に別の治療で診てもらった、
大きめの病院を受診しました。
自分にとって幸運だったのは、
この病院が8年前の私のレントゲン写真と心電図を
ちゃんと保存しておいてくださったので、
現状と比べて何の異常か、しっかり診断されたことです。
私の病名は「心不全(うっ血性心不全)」でした。
「心不全」なんて死亡診断書に書く病名だよね、
生きている自分にそういう病名なの、と戸惑いましたが
つまりは、心臓のパワーが4割くらいに低下していて、
血液の循環が上手にできず、
排出されるべき水分があちこちに溜まっている状態、だそうです。
注)足などに水が溜まってパンパンに腫れるれる症状を「浮腫」といいますが、
心臓ではなく、腎臓の異常から起きる場合もあります。
心機能は急に強くすることができないので、
マイナスの部分、増えた体重とか高血圧とかを改善しながら
心臓の動悸で突然死するのを防いでいく、という治療法になる
との説明を受け、もっと大きな病院への入院を紹介されました。
改めて書きますが、
糖尿病は「サイレントキラー」とも呼ばれる、
深刻な状態になるまで本人が自覚しない、という病気です。
職場の検診などで引っ掛かったときは、すぐに受診しましょう。
それと、私のように自分の体重を日頃から把握していると
異変を見つけることもできます。
ということで、
しばらく入院して、治療を受けてきます。
入院1日め(9月30日)