久居地域の観光ボランティアガイド「久居城下案内人の会」が、
今年3月に製作した、紙芝居「寛政の農民一揆」です。
江戸時代の寛政8年(1796)に、津藩で起きた、大規模な農民一揆です。
これの少し前に起きた「天明の大飢饉」で荒廃した農村を立て直そうと、
津藩が農地を農民に再配分しようとしたことから、
これに反対した農民が一揆を起こしたものです。
農民の一団が津城下に突入寸前になったところで、大雪のために離散してしまい、
津の城下町が破壊されるのは避けられたということです。
また藤堂藩も一揆に参加した農民を処罰せず、
3人の首謀者を処刑したたけで、原因となった施策はすべて取り止められました。
この事件では、農民側の主張がすべて通ったということです。
(久居城下案内人の会)
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