半開きのドアを開けると セルロイドとエタニティを混ぜたような
白い空間がある
天井ギリギリにつけられた ダイヤガラスの二重窓から
拡散した光がふりそそぐ
半地下のような居心地の地上1階
ダイヤガラスの入った二重窓から 一番遠いところで
床に足を投げ出して 埃色バッグの口を開く君
タイトなのに 全身の先っぽがヒラヒラほつれたような 黒い服
僕が覗き込むと 君は挑戦的な目で睨む
ははぁ まだ右眉は上がってないよ だいじょうぶさ
君は 僕が 君を含んだミニマムな
今のここが とても好きなのを知っている
だから バッグからガラクタをまき散らす 寸前の君は
複雑だ
まき散らしてしまうと。。。。
君の道と僕の道が はっきりするから
それでいいんだ
僕は 君が僕の外側で 細心の注意をはらって
まき散らすのを知っている
君は 君が僕の内側に いることを知らない
それでいいんだ
ひかざるや。。。 。。。
。。。 。うねるなみのね 。 。。 。。。
迷い森
わざとまじえて。。。
。。えぴきゅりっきぃ。。。。。
*Epidendrumエピデンドラム
カトレアの近縁種(ラン科)エピ(epi)は、「上に」を、デンドラム(dendrum)は「樹」を表す語か作られた合成語で、「樹上」、すなわち着生する種が多い