走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

英語の発音を向上するために

2015年11月19日 | 英語上達法
最近よく観ているKiss英語で発音チェックをするのに使うShiri機能。
試したことがありますか?綺麗な発音でないと認識してもらえないので良い練習になります。

呼び方は違っても同じような機能が他の携帯電話についているし、グーグルの検索を英語設定にしてもついてきます。

で、カナダ生活17年選手のこの私はどうでしょう。

ハイ、できます。単語なら問題有りません。100%、あたります。しかしそれは集中して発音の知識を使っているから。一応基本はマスターしているので。

この機能が電話の交換台に使われるようになって随分になる(大きな会社や組織に電話を掛けるとコンピューターが答え、内線番号を押すか、部署の名前やスタッフの名前を言わなければならない)。これの命中率は30%ぐらいかなー。毎回2回は挑戦できるけど、その後冷たいコンピューターの声で
I am not sure what you said. Please wait for further assistance.
と言われます。

難しいのは人の名前、名前と名字の両方を言わなければならないから。スペルが曖昧だと発音も曖昧になる。あと部署でも2単語以上あるとアウト。発音の集中力が切れるから。

以前にも書いたけれど、アクセントを消すにはシャドーイングが一番。シャドーをしなくても同じ音を出せるようになれば本物。
しかし、怠ければ日本語の耳も発音も戻ってくる。カナダに来る前の29年間は日本語の生活でしたから、しっかり身に染み付いています。

会議や患者に説明をしていて、わかりにくそうな顔をされると、
やばい、やばい、日本語英語発音に戻っている、と発音に気を配ります。
相手の表情の変化で発音が良くなることがわかります。

短い単語で基本をしっかり練習して、それから長い言葉に挑戦。
あなたもemergency room が一発で通ったら電話を持ってガッツポーズできる日がやってきますよ。



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