一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

トップライトの工事

2009年01月24日 15時18分54秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲屋根のトップライト(天窓)工事の確認


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

今週は1日に1回は、事務所か現場へ、ほんの少しだけ顔出ししていましたが、
体調を崩していて、全く仕事ができませんでした。

来週からは、またバリバリと仕事をしますので、
お待たせしているみなさま、どうもすみませんでした。


本日、現場へ顔出ししたのは、トップライト(天窓)の確認があったからです。



▲かなり急勾配な屋根ですから、万一を考えて慎重に登りながら…



▲「できました」という職人さんの報告にもかかわらず、
あっちもこっちも…手直しをお願いするのです。







▲心配になって、立ち会ってくれた大工さんの頭には…
ヘルメットが無い…いけませんね。




▲私が納得する完全な手直しをして、これでOK


終わってから、板金屋(屋根屋)さんには、感謝してから謝ります。

「どうもありがとう。申し訳ない。これが私のこだわりで…。
20年か30年経って、板金が錆びて穴が開いても
このルーフィング処理で雨がもらないようにしておきたいので…。」

僅か10年の雨漏れ保証は当然です。

何十年か経っても私の現場のトップライトからは、
雨が漏らないようにしたいのです。

そのための処理であり、誰もここまでしないノウハウですが、
これは事前に何回も言葉と写真で説明しても、

実際に見ると手直しがあるものなのです。

そのため、私の現場チェックは必需です。

新しいスタッフに覚えさせるために、現場同行させましたが

まだ現場慣れしていないし、屋根が急勾配で危なかったので、

結局、下で待機させてしまいました。(^^)ゞ




横浜市 注文住宅 

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