2011年3月21日は、雨でしたが地鎮祭を行いました。
今までのブログを読んで頂いた方は、お分かりだと思いますが
地鎮祭をお願いするには、地元の氏神さまが一番です。
但し、手間が掛かりますから、すべてお任せできる神社を紹介して
こちらが手配することができます。
地元の氏神様にお願いした場合の手間ですが
こちらが事前に用意しなければならない内容は
神社によって異なるので、申し込み時に確認してください。
①神主さんの送迎を行う。(祭壇なども一緒に運ぶ)
②砂・縄・竹を用意して現場にセットする
③海の幸・山の幸を自分達で用意する
④お神酒・塩・米、その他を用意する
⑤参加者へのお礼
費用としては、神主さんへのお玉串(初穂料)も
神社に聞いてください。
現時点では、私が聞いているところでは
3万円が相場だと思います。
①~④は、神社によって変わりますので、必ず確認してください。
①の送迎は不要ということろも、珍しくはありません。
②に関しては、工事業者に依頼するのですが、
その設置には人手や材料も使いますので、費用を請求する業者も
あります。もし、請求がなければ、当日にお礼として
その分を別途お渡しすることになります。
③これは、施主が用意しなければなりません。
お神酒は、工事業者がお祝いでもってきてくれるはずですが、
そうではない場合もあります。
海の幸は、こだわれば「鯛のお頭付き」ですが
それは用意が大変なので、スルメ(姿身)と昆布(大きいもの)
で良いでしょう。
山の幸は、用意しやすい野菜や果物、
なすび、きゅうり、大根、にんじん、芋…
リンゴ、みかん、バナナ、柿、梨…
これらからいくつかあればOKです。
④お米は洗米、お米を一度洗ってください。
小さな茶碗に軽く1杯程度で充分です。
塩の量も同じです。いずれも袋に入れて
お持ち下さい。
⑤これは、どの神社でも関係ないのですが
参加人数を事前に聞いておいて
一律 1万円か、5千円を渡しておけば良いでしょう。
以前は、差をつけていましたが
袋を変えたり、印を付けたのを探したり
と渡すときに面倒なので、一律で良いでしょう。
今回のように雨でテントを張ってくれた場合は、
請求があった場合は、それを支払います。
業者によっては、砂や竹を用意する場合でも
実費請求があることもあります。
これらには、これでなければならない、
という決まりがあるわけではありませんが
どうしていいかわからない方が多いので
一般的な話としてアップしておきます。
一方、こういった準備が面倒だという場合
ミタス一級建築士事務所では、地鎮祭を丁寧に行ってくれる
神社に依頼しています。
現時点では、①~④をすべて含めて3万8千円を
神社にお渡しすることになります。(2013年8月現在)
施主も工務店も、雨のテント以外、何も準備することはありません。
▲祭壇と神主さん、施主は、テントに入れました。
▲神事が終わって、お神酒で乾杯です。
飲まない場合、残した場合、地面に撒いて下さい。
私は、砂山に蒔きます。
実際に地鎮祭で、どうすれば良いか不安だという方のために、補足です。
神主さんへお渡しするお玉串は、
地鎮祭が始まる前にお渡しした方が良いです。祭壇に奉納して頂けます。
地鎮祭の最中ですが、神主さんが祭壇に向かって何か声を発しているときは、
頭を軽く下げておいて、声が止まったら、頭を上げて大丈夫です。
祝詞をあげているときとか、神様をお呼びしているときなどです。
途中、神主さんが祭壇に向かって何度も礼をしますが、
皆さんはそのままで礼をする必要はありません。
その他、玉串の捧げ方や鍬入れ(くわいれ)は、その場で事前に教えてもらいますので、
心配いりません。
間違っても構いません。真心を込めておけば良いでしょう。
鍬入れは、施主である皆さんが「エイ、エイ、エイ」と
声を出して3回鍬を入れて砂を崩します。
遠慮がちにされる方が多いのですが、声も大きくて良いですし、
もっと砂を崩して良いのです。
私や設計担当者がその前に、同じような草刈の儀をしますので、参考にしてください。
服装ですが、決まりはありませんが、
気持ちを新たにということや神前ということを考えると、
男性は可能なら、夏以外は、上着を着用した方が良いでしょう。
私は、普段は着ませんが真夏以外は、上着を着用して出席しています。
※2013年8月に、一部、加筆訂正いたしました。
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