みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。
基礎コンクリートの打設を先週末に行いました。
・雨が降りそうな気配のとき
・激しい日射が予想されるとき
・夜に凍結が予想されるとき
には、養生をしなければなりません。
具体的には、シートやムシロ(最近はほとんど見ませんね)などを掛けてあげます。
今回は、立ち上がりコンクリートでしたが、ベース部分の打設でも必要なときには、工夫して行うことになります。
▲ 養生シートなどを上から掛けておきます
そしてコンクリートを打設したら、24時間は作業させてはいけないことは、以前からブログを読まれているかたは、おわかりですね。
黙っていると、墨だしという作業をしたり、ひどいパターンでは、翌日に型枠をはずすことを平気で行う職人さんもいます。住宅の基礎では、コンクリートを打設した後、こういうことを注意する人がいませんから、これが当たり前のように行われている現場もあります。
今の季節のように夏の場合、日照りが続くと、私はコンクリートに水を撒きに行きます。コンクリートが固まるには、水が必要だからです。
冬にコンクリートが凍結してなぜ悪いかというと、この凝結に必要な水が凍結することにより供給できなくなることと、内部に混ざった水が氷となって膨張しますから、コンクリートの強度が望めなくなります。
コンクリート打設中の雨は問題ですが、表面が固まってからの適度な雨はかえってコンクリートにプラスになる面があるのです。
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