先日のブログ 建築士をかたった不正55棟の報道記事について
で問い合わせがTV局を含めて、何件も質問をいただいたので、追記アップいたします。
自分の建物が該当しているかどうか不安な場合は、特定行政庁に連絡をして確認することになりますが、そのご心配を抱える必要はありません。
ご自身の建物が、今回の55棟に該当する場合は直接連絡が行くと思います。
さらに、建築士による調査が必要となった場合は、
一般社団法人神奈川県建築士事務所協会が、調査業務依頼の相談の窓口となって応じるように指示されています。
どこの設計事務所に頼んで良いかわからない場合は、
登録されている調査鑑定事務所の中から、選択して有料で行ってもらうことはできます。
有料ですから、不安な方はご自身が選んだ他の建築士や設計事務所に依頼しても、
もちろん構いません。
通常の方は、依頼する必要はありません。
個人だけでなく、ハウスメーカーからも偽の名義を使われていないか不安になって
一般社団法人神奈川県建築士事務所協会にも問い合わせが、あるようです。
ミタス一級建築士事務所にも、
「名義を使われた建築士事務所名はわかるか?」という問い合わせが
マスコミからありますが、
どこに問い合わせてもその公表はありませんし、いたしません。
その建築士事務所がさらに風評被害を受けることになるからです。
今回の不正を行った資格のない人は、建築の知識があり
過去に業務にも携わっていたようです。
建築士の資格を、なぜ現在持っていないのか理由はわかりませんが、
構造を完全に無視した設計ではないと思われます。
資格詐称の不正を行ったことをチェックできなかったというショックと
建築基準法の耐震性などを満たしていない場合の懸念がありますが、
後者の心配は、現在、調査完了した建物では、まだ出てきていません。
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ご意見があれば、お気軽にどうぞ!
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