一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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「ひまわり」のミラノ中央駅!

2010年10月02日 15時23分38秒 | イタリア ミラノサローネ2009
▲ソフィアローレンの名作「ひまわり」に出てくる
ミラノ中央駅!この映画、ご覧になったことは?



中学生のとき、雑誌の「スクリーン」や「ロードショウ」を毎月購入しだし
(今はしていませんよ)
大学生のときには、安い名画座などで映画を観ていました。


当時ソフィアローレンは、個性の強い顔が好きではなかったのですが、
「ひまわり」を観て、あまりの名演技に感動して一気にファンになりました!(^^)ゞ


その中でも、ひときわ印象的なのが、列車での別れのシーン!

戦争で記憶を無くし、他の女性と結婚していたマストロヤンニと
再会した後の別れのシーン!

リバイバルで観てから35年経った今でも
その音楽とともに、鮮やかにシーンが蘇ります。

「これが、名演技というものなのか…」

勝気で陽気、男性を尻に敷くタイプだったソフィアローレンが
悲しみを必死に抑えているあの表情と言葉の無い名演技、

今でも映像と音楽が鮮明に想い出され感動します。


こうして書いているだけで、こみ上げてくるものがあります。


その名場面の駅は、「ミラノ中央駅!」

そこに行くと知って、事前からワクワクしていました。


 


▲▼駅の構内に入りました。大きいです。新しいですね。










▲ここがミラノ中央駅のホーム!




▲我々4人が乗る電車がこれです。
日本でいえば新幹線に相当する最新の長距離特急電車です。




▲こういうローカルな電車の方が、「ひまわり」のイメージに近くなりますね。






▲▼時間があったので、駅の中をあちこち歩いてみると…
これは古い造りのままの場所かな?この方が味があります。





▲再び、ホームに戻って…



▲乗る前に記念写真を…。これでボローニャまで移動します。






▲座席の前のテーブルは、折りたたみです。すべて広げるとこんな風に
完全に大きなテーブルに…。これ遊ぶにもいいですね。




▲みなさんが、食事中ではないことを願って…(^^)ゞ

列車内便器の便座は、普段はスプリングで上に跳ね上がっていました。

座るときには、左上にレバーが付いていますが、これを下げて
座るのです。使い終われば、自然に跳ね上がります。


「う~む…、イタリア人やるじゃない!」でパチリ。

日本の逆ですが、この方が男性が便座を汚しにくいですし、
便座の蓋を直接触らなくて良いですよね!

もっとも電動開閉やセンサー開閉が、日本にはありますが。


イタリア人を褒めたのも、つかの間。

長距離の新幹線のような列車の発車が、始発駅で遅れるというのは、
まだ理解できますよね、みなさん?


ところが、この全席指定の列車は…

なんと10分も早く出発してしまったのです!
信じられます???

アンビリーバブルなイタリア人!


出発して座席に私がいても、添乗員さんがいない!
無事乗れたのか…?


「まさかと思ったけど、雰囲気がおかしいので慌てて飛び乗りました」
と、危うく添乗員も乗り損ねそうになりながら、列車の端から車内を
歩いてきました。

ホッ、よかった~!




▲そして、ボローニャ駅に無事に着きましたが…


ここは、スパゲティのボロネーズの本場です。

この街で私は、人生初の驚き体験をしました…!






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こんにちは、ミタス一級建築士事務所の清水です。
住まいに興味のある方はもちろん、無い方にも
何となく役立つか、楽しめる内容になることを願いながら書いています。
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