小屋裏収納を後で造る場合、
多くはハシゴ収納で小屋裏収納へ上がっていくことになりますが
最初の写真のように、固定階段を付けられる場合もあります。
写真では、1階から2階へ上がる階段が暗くならないように
天井部分になるロフトへの階段から光が通るように造りました。
完成後は、収納に余裕ができ、片付いたと喜んで頂いています。
一方で、多くはハシゴ収納で上がることになるのですが
その工事を現在、行っています。
▲▼まず、玄関から工事位置まで、養生を行います。
▲▼解体時、ホコリが立つので、シートで少しでも保護します。
▲天井裏。ここにハシゴを付けて、床や梁の補強、小屋裏筋交いの移動などを行うことになります。
▲2日目の朝、ハシゴが付いていました。
▲▼この5月の時期でも、小屋裏は、既に暑くてサウナ状態です。
本日は、電気屋さんを含めて現場打ち合わせ。
配線や配管をどのように処理するか。
梁を欠いたり、梁に穴を開けたりという処理も必要になりますが
それを了解できるケースと不可の場合とがあります。
その判断と指示をしなければなりません。
配管を迂回するには、LANケーブルの長さが不足しているので
それを明日用意して、梁に穴を開けることなく
迂回してもらうことになりました。
リフォームの場合は、このように刻々と状況が動いていきますから
毎日現場へ行かなくてはなりません。
毎日現場へ行くと、職人さんも相談してくれますし
居なければ携帯へ連絡して、指示を仰いでくれます。
ところが、多くのリフォーム会社やハウスメーカーのように
監理者が現場へあまり行かないと
職人さんが自分で決めて工事を行うのですが、
その判断が正しいとは限らないのです。
現場へ行っても、正しい判断ができる監理者とは
限りませんが、だから行かないという理屈もあります。
隠れてしまう部分ですので、そのまま
わからなくなってしまいます。
リフォームしているのに、現場へ確認に行かない…
累計で数百件のリフォームを過去に行ってきましたが
私には、そんな勇気は、今でもありません。(^^)ゞ
大工さんが工事をしている間は、その他の職人さんも
仕上がると隠れてしまう工事をしているので、
新築よりもはるかに重要なポイントが多いのです。
正しい工事をしたい、本当にそう思っているから
休日という文字は、私には関係なくなるのです。
工事業者も依頼者もリフォーム工事だと安易に考えていますが
それが、住宅リフォームの真実なのです。
……………………………………………………………………………
ご意見があれば、お気軽にどうぞ!
注文住宅 横浜
一級建築士事務所 横浜市
住宅リフォーム 横浜市
mitasu1のツイッターを読む
All contentsCopyright R 2011 mitasu