前回のブログで、主に羽越水害後に完成したダムについて、官公庁のホームページ等を利用し詳細に記述した。
今回のブログでは、デジカメを使い始めて約12年になるが、その間に訪れたダムの写真を探して思い出の深い写真を掲載することにした。いろいろと捜していると、一番多かったのは白川ダム関連のブログや写真だった。
デジカメ以前の30年以上にわたる写真の中にも、ダムの写真は沢山あるはずだが、探すのがとても困難なので諦めた。
ちょうど4年前、小国の横川ダムを訪れたブログがあった。タイトルをクリックするとブログを全文ご覧いただけます。ところで、その時に撮影した写真は、他にも沢山ありましたので、最初に紹介します。
↑ 以上ブログには掲載していなかった写真の一部です。
ところで礎石に北陸地方整備局と刻まれていましたが、どうして国交省東北地方整備局でなかったのか、その時はさほど気には留めていませんでした。最近いろいろとダムの事を調べて、前回のブログにもマップを記載していますが、河川の管理元がどこかで決まっている様です。
横川は飯豊山を源流として小国町を流れ、県境を越えてから様々な川と合流して、荒川となって新潟県の日本海に流れます。その結果、新潟県の荒川水系に属しているため、北陸地方整備局羽越河川国道事務所の管理下にあります。
山形県のほとんどのダムは最上川水系に属していますが、小国町を流れる川は例外的な存在と言えます。
北小国の朝日連峰を源流とする荒川に、小国の街外れの赤芝で横川は合流します。さらに下ると、南小国の飯豊山を源流とする玉川が流れ込み、県境を越えて新潟県に流れます。
※ ↓ 4年前のブログ記事
みちのくの秋2013 その2 横川ダム 2013-09-14 22:20:00 | ニュース
三連休の初日、行楽日和になった。現在日本の南海上を北上し、16日(月)に上陸しそうな台風18号の本土接近により、明日から天気が崩れそうとの予報だったので、今日ドライブに出かけることにした。
飯豊113号線添いの道の駅「めざみの里」は、行楽客の車で溢れていた。6月に開通した飯豊山のトンネルを抜けて福島県会津に通っている道路が、7月の大雨で不通になっているとの情報が掲示板に貼られてあった。急遽予定を変更し、横川ダム(小国町叶水)に向かった。昭和42年8月の羽越水害の対策として計画されたダムの中では最後に完成したダムである。
帰路、手ノ子付近の田んぼでは、稲刈りを済ました所がたった一カ所あった。実りの秋を迎えたが、殆どのところは今月下旬から10月上旬にならないと稲刈りは始まらない。眺め山付近の道路脇にはコスモスが満開になっていた。そばの小さな花も咲き誇っていた。
ダム情報 羽越河川国道事務所のホームページにリンクしています。
↓ 横川ダムをクリックすると、関連する詳しい情報を得ることが出来ます。
※ これまで山形県内の事を中心に記載して来たが、被害規模は新潟県の方が上回っていた。
そこで、以下に参考となるホームページを集めてみた。
新潟県のホームページより URL;http://www.pref.niigata.lg.jp/kasenkanri/1356859325757.html
羽越水害復興50年記念事業 トップページ
死者96名、行方不明者38名など、甚大な被害をもたらした「羽越水害」から、今年で50年が経過します。
県北地域では平成10年水害以降、幸いにして大きな水害は発生しておりませんが、住民の防災意識も徐々に薄れている状況です。
一方で、一昨年の関東・東北豪雨など近年の豪雨は、局地化、激甚化し、想定を超える大雨で多くの命が失われております。
あらためて、防災対策の必要性を周知するとともに、次世代へ「羽越水害」の教訓を伝承することを目的として、「羽越水害50年記念事業(荒川水系)」と連携し、「羽越水害復興50年記念事業(阿賀野川・加治川・胎内川水系)」を実施します。
あの日から50年~羽越水害の記録(PDF形式 2.8 メガバイト)
新潟県にある、国交省;羽越河川国道事務所のホーページより
語り継げ! 羽越水害 子に孫に URL; http://www.hrr.mlit.go.jp/uetsu/contents/50th/index.html
羽越水害から50年
昭和42年8月28日。「羽越水害」が発生しました。死者行方不明者74名、国道や鉄道などの交通網の途絶、家屋の流出、田畑への土砂堆積など、荒川流域全体に壊滅的な被害をもたらしました。
荒川流域に甚大な被害をもたらした昭和42年の「羽越水害」から平成29年に50年の節目を迎えます。
羽越水害から50年が経過し、その間、各種の防災対策が進み、人々の防災に関する意識が薄れて来ています。
一方、近年は気候変動が激化し、災害の危機性はさらに増しています。
50年目を契機に、羽越水害とその後の防災を振り返るとともに、現在直面している災害危機対応について、
流域の人々と考える取り組みとして、「羽越水害50年記念事業(荒川水系)」を実施します。
次回は長井ダムに関連する過去のブログやの写真を掲載予定です。その後、白川ダム、綱木川ダムと水窪ダムと続く予定です。
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ブログをご覧いただき、ありがとうございました。 (*^-^*)
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