ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

萩茶碗 高麗茶碗写し

2020年07月01日 13時52分25秒 | 骨董

萩茶碗 高麗茶碗写し

18世紀頃の萩の高麗茶碗写しかと思います。

箱はおそらく共かと思われ、明らかに江戸時代のものです。

タイトルも判読できませんが、「茶碗」の前の「一」の文字があり、

本品と合致しているかと思います。

タイトルの所以となるこの「一」は、

朝鮮の茶碗によくみられる「くっつき」を模したものでしょうが、

その上から釉がかかっているので、わざわざそこに貼りつけたものと推測できます。

朝鮮のものに比べるとやや小ぶりですが、

画像の通り、見事な釉肌です。

手取もよく、江戸中の萩の優品といってよいでしょう。

手に持った画像にあるように、一部釉の剥落があります。

径 約12センチ前後

高さ 約7.7センチ前後

 

実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。

古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。

時代産地は当方見解ですので、ご了承の上でお求めください。