ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

尾呂筒茶碗

2021年11月04日 08時41分01秒 | 骨董

尾呂筒茶碗

 

初見のものですが、

実際かなりめずらしいお品かと思います。

江戸中頃、隠れ窯とされている尾呂茶碗の筒です。

サイズ的には小服茶碗、旅茶碗的な大きさですが、

当時の湯のみ茶碗として制作されたのでしょうか。

口縁に直し、ボディ外側半分ほどがカセかかっていますが、

今後のご使用で手の油分などがしみこんでいけば、しっとりしてくるかと思います。

焼成も確りしており、焼きあまではありません。

手放しがたい逸品、頬ずりしております。

口径 約8.5センチ前後

高さ 約6.3センチ前後

高台畳付き脇にひっつきがあります。

畳付きの茶色い部分は直しではなく、釉です。

実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。

古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。

サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。

時代産地は当方見解です。

ご売約

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


珍品!薩摩 鉄黒釉 大盃

2021年11月04日 08時36分09秒 | 骨董

珍品!薩摩 鉄黒釉 大盃

 
19世紀薩摩だと思いますが、
断定には至りませんので、ご理解の範囲でお求めください。
 
やや薄造りで、全体に鉄釉と黒釉、そして朝鮮唐津の斑釉のような釉。
この時代に制作されたべっこう釉の釉技に近いものかと思います。
高取や会津本郷のように、薩摩もかなりいろんなことをやっていますが、
本品は画像検索したかぎりでは類例もありませんので、
かなり希少なお品かと思います。
口縁に小欠けの直しがあるほかは、ブラックライトに反応する箇所もありません。
黒い筋が大きく器全体外側にかかっていますが、
これは焼成によるもので、直しではありません。
それと同じ状態の肌が1枚目画像右下にもあります。
正直どうなればこういう状態になるのか知識がなくわかりません。
この艶のない黒い部分は釉の溶け具合のような気がします。
いずれにせよ、現状で大盃として、
また、ふだん使いの湯呑み等にも使える小碗です。
座辺、日々の晩酌の友としておつきあいくだされば幸いです。
 
径 約8.7-9.1センチ前後
高さ 約4.5センチ前後
 
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は上記の通りですので、ご理解の範囲でお求めください。