ルクラシック

京都の骨董ルクラシックです。

古唐津筒盃

2022年05月04日 10時03分52秒 | 骨董
古唐津筒盃

桃山~江戸初期の古唐津筒盃です。
ただ、窯は小物成(こもんなり)ときいていますので、
小物成であれば操業は1600-1630年なので、江戸初期ということになります。

画像の通り、呼続ですが、比較的違和感ない姿です。
入手後当方で使用していますが、古唐津特有の低い重心による重さが手にここちよいです。
高台内の白い部分は釉が腐食しているためです。
下向きの画像で2か所グレーにみえる部分がありますが、これはひっつき跡を処理したもののようです。
完品なら300を超えますが、疵ありなので、価格に反映させていただきます。
漏れはありません。
画像にありませんが、保存箱が付属します。

口径 約7センチ前後
高さ 約5.2-5.5センチ前後

実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
(実物のほうがもうすこし青唐津に近い感じです))
古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、多少の誤差を含みます。

ご売約















名物裂 エ雲取荒磯文様 懐紙入

2022年05月04日 08時53分03秒 | 古裂
名物裂 エ雲取荒磯文様 懐紙入

江戸時代の金襴を使用した懐紙入れ、
制作されたのも幕末明治ころかと思います。
画像の通り、傷み、損傷等ありますので、
古裂のサンプルとして。


当方はお茶を習っているわけではないので、詳しい知識はありませんが、
お茶席でいただく和菓子が乗った薄紙を懐紙と言い、
これを懐に入れて持ち運ぶものがこの懐紙入れです。


古い裂がお好きなかたに。
画像の通り、箔がひいてありますが、かなり剥落しています。
引箔は和紙に漆を塗り、そこに金箔を貼付け、細く裁断し、緯糸のごとく使用するもので、
現在の西陣織ではほとんどフィルム箔に取って替わられています。









サイズ(広げた状態) 約11.8×12.6cm前後


実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にないキズ等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解です。