黒楽筒茶碗 鷹ヶ峰窯
光悦寺先々代住職山下師は数寄者として知られた人物。
表千家茶人として即中斎宗匠と入魂で、
近在の窯を借りて楽焼も作っていましたが、
境内に楽焼窯を築蔵し、鷹ヶ峰焼として焼成していたそうです。
本品は断定に至りませんが、それらのうちの一つかと思います。
【山下恵光】
昭和4年(1929) 香川県生まれ。
昭和26年(1952)東京美術学校卒業。
昭和27年(1952)表千家内弟子入塾。
昭和41年(1966)光悦寺住職。
表千家家元教授 表千家同門会本部理事歴任
平成27年(2015)没
昭和4年(1929) 香川県生まれ。
昭和26年(1952)東京美術学校卒業。
昭和27年(1952)表千家内弟子入塾。
昭和41年(1966)光悦寺住職。
表千家家元教授 表千家同門会本部理事歴任
平成27年(2015)没
20世紀の作品だと思いますが、非常に佳き姿の黒筒です。
箱は共だと思います。
後世に伝えいくべき作品ではないでしょうか。
口径 約7.9センチ前後
高さ 約10センチ前後
画像の通り、高台畳付きに欠けがあります。
ほか、全体の釉肌はおそらく作為的なものでしょうが、
ひっつき跡のようなもの、荒れた感じ、などあります。
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り誤差を含みます。