ルクラシック

京都の骨董ルクラシックです。

波佐見 染付 そばちょこ 筒盃

2021年12月15日 07時22分45秒 | 骨董

波佐見 染付 そばちょこ 筒盃

 
該当するカテゴリがないのと、広義では肥前磁器に含まれているかと思いますので、
伊万里のカテゴリに出品しましたが、
江戸後期ころの波佐見かと思います。
この時代の物はおそらく伊万里にまぎれこんでいるのでしょうが、
検索したかぎりではヒットせず、希少なものかと思います。
同時代の伊万里と採石をめぐって競争があったころのものと推測します。
 
伊万里と違い厚手、そして高台に砂が付着しています。
ピンホール、釉切れ箇所、高台付近焼成時のへたり等ありますが、
総じてグッドコンディションです。
コレクターのかたもいらっしゃるかと思いますが、
座辺、日々の独酌の友としておつきあいくだされば幸いです。
 
大盃、ロック、コーヒー、紅茶、
ふだん使いの湯呑みなど、用途はさまざまです。
頑丈さが特徴の波佐見、
がんがん使っていただければと思います。
 
口径 約8.4センチ前後
高さ 約6.9センチ前後
 
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解ですので、ご理解の範囲でお求めください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

古備前半筒碗 窯道具を見立てる

2021年12月13日 13時24分48秒 | 骨董

古備前半筒碗 窯道具を見立てる

 
 
江戸時代と思われる備前の窯道具です。
サイズ的に
旅茶碗、茶籠茶碗、
また、大盃やロックなどにも。
底部が湾曲していますので、かたつきがありますが、
もちろん倒れたりはしません。
 
画像の通り、割れがあったところを金直ししています。
無釉なので、多少ひっかりがありますが、
茶筅の振りは難というほどでもありません。
口縁に欠けがありますが、尖っていませんので、
口当たりもさして問題ありません。
腰に「z」の陶工印があります。
 
サイズ 約11.5×9.5センチ前後
高さ 約5.5センチ前後
底部、ニュウがあるようにみえる白い汚れがありますが、
ニュウではありません。
あるいはニュウかもしれませんが、漏れはありません。
 
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
サイズは前後と記載の通り、多少の誤差を含みます。
古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。
時代産地は当方見解です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

染付輪線文盃

2021年12月13日 08時00分20秒 | 骨董

染付輪線文盃

 
清朝期ころのものかと思います。
完全な磁胎、
薄呉須の色合いが非常に当方好みです。
見込みは蛇の目になっていて、輪の部分は無釉、
ひっつき跡があります。
ほかピンホールがいくつかありますが、
特筆すべき大疵はありません。
染付の盃でひとつ選べといわれたら、
これでよいような気がします。
座辺、日々の独酌の友としておつきあいくだされば幸いです。
 
口径 約8.1センチ前後
高さ 約4センチ前後
画像の通り、内側多少汚れが残っています。
 
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載のとおり、誤差を含みます。
時代産地は当方見解ですので、ご理解の範囲でお求めください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

呉須と鉄絵のある絵瀬戸皿

2021年12月13日 07時57分07秒 | 骨董

呉須と鉄絵のある絵瀬戸皿

 
類例をみたことがない初見のものですので明治期くらいとしておきますが、
あるいは幕末頃かもしれません。
表面は呉須(と思いますが違っているかもしれません)、
裏面は鉄絵のある絵瀬戸の皿です。
やや厚い造り、
いわゆる石皿とはまた違う趣ですが、
経年使用によるものなのか、
全体に貫入が入った佳き姿です。
お料理を盛りつけるといっそう活かされる気がします。
画像の通り、小欠け、釉のめくれ、多少の汚れ等あります。
 
19世紀ころの瀬戸美濃はじつにいろんなことをやっていて、
本品もそういった類いのものかと思います(違っているかもしれませんが)。
 
径 約24.5センチ前後
高さ 約4.1センチ前後
 
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解ですので、ご理解の範囲でお求めください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

緑釉掛け灰釉馬上杯

2021年12月12日 08時33分08秒 | 骨董

緑釉掛け灰釉馬上杯

 
幕末頃の再興織部の一群の作品かと思います。
見込みは釉の腐蝕ではなく、
焼成後厚く垂れ、ざらついたものを、削ったものかと思います。
もともとこの形は古瀬戸の仏飯器にみられるもので、
後の世になり、盃に見立てられ数寄者に使われています。
 
焼成も確りしており、いわゆる焼きあまではありません。
気に入って現在当方でも使用していますので、
到着時若干お酒のにほいが残っているやもしれませんので、
ご承知置きください。
 
この時代のものではあまり例をみないもので、
希少な作品かと思います。
箱は入手時付属していたもので、
うさんくさい箱書きがあったので、当方で除去しました。
 
口径 約8.7センチ前後
高さ 約5.7センチ前後
 
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解です。