ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

白釉 小徳利 容量 約110ml

2022年01月26日 08時24分38秒 | 骨董

白釉 小徳利 容量 約110ml

 
たしかなことが言えませんが、
当方見解は19世紀の美濃かと思います。
見た目より重さがあり、
好ましい姿です。
おそらく一度化学的に洗われているのか、内部はきれいです。
しかし入手時底部の窯ワレからだだ漏れでしたので、
当方で塞ぎました。
その直しの際に使用したワシン漆のにほいが現時点で残っていますので、
あらかじめご承知置きください。
にほいは2〜3週間程度で消えるかと思います。
容量約110mlと、これも当方にはうれしいサイズです。
生まれは勝手な推測ですが、
酢徳利かと思います。
 
白釉はたっぷり掛けられています。
底部にほか疵があるほかは目立った大疵はありません。
一見白丹波にも通ずる姿、なかなか手放しがたい逸品かと思います。
 
口径 約2.6センチ前後
高さ 約8.8センチ前後
 
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

真清水蔵六 煎茶碗盃

2022年01月26日 08時09分42秒 | 骨董

真清水蔵六 煎茶碗盃

 
印(三画目と四画目がつながっている)から初代(1822-1877年)作かと思います。
 
10代ですでに青磁を焼き、
その後中国、朝鮮、ベトナム陶磁器などを研究し、
時代の人となりました。
 
本品は煎茶碗として制作されたものですが、
盃としても最適な大きさ、
篦彫りのある造型は人形手に属するものかと思います。
 
びわ色の肌、好ましい姿です。
フリモノ、口縁に窯キズ、その他細かな疵等はありますが、
グッドコンディションです。
今では希少な作品かと思います。
座辺、独酌の友としておつきあいいただければ幸いです。
 
口径 約7.9センチ前後
高さ 約4センチ前後
 
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

19世紀フランスサントン人形

2022年01月24日 09時38分18秒 | 骨董

フランス サントン人形の鶏 19世紀末頃 其の弐

 
19世紀末ころと思われるフランスのサントン人形の鳥(鶏)です。
当方はたいした知識もなく、
ただただこの姿から求めたものですが、
仕入れ先はフランス在住のかたです。
 
ここまで古いものはネット検索してもあまりヒットしません。
コンポジションと呼ばれる木屑や土等の混合物を固め、
それに着色されたものかと思います。
画像の通り、疵、剥落等あります。
 
そして自立はしますが、やや不安的です。
 
1点ずつ職人さんが造られたもので、
フランスの民芸品です。
 
枯れた姿が好ましく、店のディスプレイにもよいかと思いました。
 
高さ 約5.5センチ前後
最大幅 約4.5センチ前後
 
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解です。

 

本来は脚とそれを支える台があったのかもしれませんが、
今は台、脚ともに欠損しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

屋島焼 内びわ色の藁灰釉盃

2022年01月23日 07時59分23秒 | 骨董

屋島焼 内びわ色の藁灰釉盃

 

初見の屋島焼です。

印の島が「山の下に鳥」のものもはじめてみます。

高台付近および全体像が持つ雰囲気は明らかに古作のそれで、

よって当方見解は19世紀前半ころのもの。

内側は井戸のように細かい貫入染みが入りびわ色、

そして外側はその上にさらにたっぷり掛けられた藁灰釉により古唐津伝世の斑のような肌です。

サイズ、重量ともに好ましいもので、

おそらく今後出会うことはないのではないかと思います。

屋島焼といえば、一般的には漢詩彫りや平家蟹、型成型のものなどが知られています。

 

口径 約8.4センチ前後

高さ 約4.2センチ前後

実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。

古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。

サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。

時代産地は当方見解です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


灰釉平盃 唐津のような

2022年01月19日 09時40分07秒 | 骨董

灰釉平盃 唐津のような

 
清朝期で出品しましたが、明朝期まであがるものかもしれません。
裏側はほとんど古唐津にみえますが、
中国南方系には古唐津にきわめて似た姿の陶器が存在します。
本来的な用途がよくわかりませんが、
平盃として最適な大きさで、重量感があるのも好ましいです。
入手時は全体にかせた感じでしたが、
幾度か使用するうちに画像のような肌で落ち着いています。
 
うっすらとブラックライトに反応する箇所がありますが、
釉肌に染みた成分によるものと推測します(土中にあったものにはよくあることです)。
口縁はカットされたもののようにみえるかもしれませんが、
施釉されており、元からこの姿で制作されたものです。
 
いずれにせよ、枯れたこの姿、
座辺、日々の独酌の友としておつきあいいただくにふさわしいお品かと思います。
 
径 約8.9センチ前後
高さ 約3.5センチ前後
高台畳付きに欠け、高台内に窯ワレがありますが、
漏れはありません。
 
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解です。