小金井 サッカースクール A.C.Fonte

小学校1年生から3年生がメインで楽しく開催しています!これから始めたい!上手になりたい!そんな子待ってます♪

目の前の選手の2年、3年後を見据えて指導する

2012-05-09 19:48:12 | 活動内容 2010.2~2015.11
無事に帰れたかなぁ・・10分早くゲームを切り上げてまだ良かったです。こんな急に強く雷も鳴るとは・・・。


さて、今日は5人から練習を終えて加わって7人。そして学年とレベル・・・まさに立ち上げ当初のフォンテの姿、という事で初期の練習メニューを久しぶりに。懐かしい・・ここで気づいて欲しい事は「いつも通りのプレー」の難しさ。昨日の試合から振り返ってまさに初心の大切さを実感。


8の字ドリブル。でビリが罰ゲームというルール。最初の頃は何事も「競争意識」を持った上でトレーニングしなければ闘争心も育たず、技術も「触るだけ」の技術になり「コントロール」の為の技術にはならない。罰ゲームに緊張したのか最初の右足オンリーの時の皆の目線を見るともうボールのみ!


最初のミーティングでの「試合の為に練習をしているという意識を持って・・」という私の言葉など一切なかったですね(笑)目線を指摘したうえで、「じゃぁ今のままの状態で君たちが試合をする、フォンテで学んできたサッカーがある・・・表現出来る?」「出来ない。」「うん、じゃぁ教えてる意味もなければ君達がここに来て練習してる意味すらないんだよね・・・だって、フォンテの試合で見たいのは例えどんなに点を取られようがコーチが今まで教えた事を、チャレンジしているか?しようとしているか?それを見たうえで、ここが足りない、あの練習をしようっていう事になるの。」「・・・・・・。」「なのに今、この右足オンリー・・罰ゲーム付く、焦る、今まで教えたルックアップ、間接視野、首振りなんかなんにもない。間接視野で隣の相手に勝ってるのか?首振ってみて自分が何番なのか?罰ゲームをしなきゃいけないのか?スピードを上げないといけないのか、それともこのままで罰ゲームはしなくていいのか?そーいう事まで考えてプレーする事が出来る為に、今までの練習があるんでしょ?」


などと、右足オンリーのドリブルを2周8の字で回っただけで少し説教?(笑)


この後はシュートフォームの改善、長めに。どーすればしっかりと蹴れるのか、ボールに対してどんな入り方をすればいいのか、どこを狙うのか、軸足は、腕の振りはなど色々と指摘して、ルーズボールに対しての入り方を少し・・この説明は初めてですが、頭を使ってトレーニング。


ゲーム。来週の試合メンバーが3人居たのでそこを組み合わせてどんな攻撃の組み立てをしなければならないのか?守備戦術はどんな感じでフォンテはするのか?を徹底的に。最初の頃を本当に思い出してました。涙が出そうでした(笑)技術がない選手たちに形だけを求めすぎているのではないか?まずは個人技術をもっと徹底的にすべきなのではないか?など悩んだ時もありました(このへんで中島みゆきさんの「地上の星」な感じ(笑))。しかし、昨日の試合を見て今までの練習過程で良いんだ!と。そして今日、主に4年のメンバーに対して「今は出来ない、けどやろうとする。少し出来るようになる。それが慣れて出来るようになる。その出来るようになる、に行く為に今はとにかくボールを取られても良い!ミスして良いから、とにかく学んだ事をひとつでも多くチャレンジしてほしい」とゲームの合間のミーティングで伝えてきました。


うん、人数が少ない上水公園は力が入ります(笑)完全に自分に酔いましたね♪