小金井 サッカースクール A.C.Fonte

小学校1年生から3年生がメインで楽しく開催しています!これから始めたい!上手になりたい!そんな子待ってます♪

教える、ということは

2016-02-03 07:50:46 | 活動内容 ビギナークラス
温度差が激しいですね。体調管理に気をつけるように声がけしてます。


ビギナークラスではボールから目を離してプレーをする、という事を習慣にする練習が続いてます。


昨日も相手を抜く時にゴールを見る。


相手に抜かれそうになる時に、後ろから追いかけてくる相手を見る。


2つに限定して教えているのですが、ここは子供の解釈次第。実際は私がやって欲しいタイミングで違う事をやってしまう子が現れます。


大人から言わせれば「話をしっかり聞いていない」となります。


でも最近読んだ本にはこれは、説明の仕方が悪いとのこと。


今は文章にしているのでしっかりと上記の2つを伝える事が出来ていますが、コーチング現場ではそうもいかない。


話を聞く聞かないは置いといて、私が感じたのは「追いかけてくる相手を見る」という言葉の解釈。


ボキャブラリーがまだ少ない子供にとって、上記の2つの説明では全員同じプレーをする事が出来ませんでした。


大人なら一番目がオフェンスの時、自分がボールを持っている時。

二番目はディフェンスの時、自分がボールを持っていない時と分かるかもしれません。


今、書いた状況を大人であれば相手を抜く、相手に抜かれそうになるという文章で想像が出来るかもしれません。


実際子供達がどんなプレーをしたかと言うと、相手を抜く時に、「追いかけてくる相手を」見たのです。


確かに相手を抜いた瞬間は、相手は自分より後ろにいるので確認するべきなのですが。。


これは大人の説明が悪いことになります。子供のボキャブラリーが、とかは言い訳になりますね。


しっかり話を聞きなさい。


というメッセージは、具体的指示ではなく教えるという行為でもないそうです。


正しい行動に導く事が、「教える」だそうです。


しっかり話を聞きなさい、と言ってしまった時、自分が発している言葉を子供が理解していないと受け止めて、子供が正しい行動を出来るように声掛けし直す事が大事ですね。