4月11日午前9時。
いよいよインドネシア、ジョグジャカルタへ向けて旅の始まりです。
遠方の方は、朝4時起きのご参加。
間際で数人の方が怪我で断念されたり、ご家族のご病気で諦められたり・・・
色んな関門をクリアーできた方々だけが、この場にいらっしゃれたことでしょう。
数年前、大地震で被災したジョグジャカルタ。
そこは、聡甫と雅が旅した思い出の地で、第二の故郷とも言うべき場所でした。
心魅かれた遺跡の数々。
伝統工芸に触れ、直接ご指導いただいた工房の皆さん。
初めてなのに、なぜか懐かしい気持ちを呼び覚ます路地の子ども達・・・
自分達が深く関わったその場所の復興に、自らも震災を経験した者として、出来る限りの支援をしたい!!
その思いでまず動いたのが、次男の雅。
現地で撮りためた写真をポストカードとして販売し、マスコミや皆様方から心温まるご協力を頂くことができました。
その数十万を携え、写真に映っている子ども達や工房の無事を確かめに再度渡航。
嬉しい出会いの影に、辛い現実もありました・・・
自分の仕事、押絵を通じて何か支援はできないかと考え始めた聡甫は、たまたま第一王女パンバユン様とのご縁を頂くようになります。
現地での押絵技術指導をお頼まれし、回を重ねるうちにレベルの向上も素晴らしいものになってきています。
そして今回の植樹支援ツアー。
教室の方を初め、企画にご賛同下さった皆さまのお蔭で、無事この日を迎えることが出来ましたのは、ほんとに有難いことと、感謝の気持ちでいっぱいです。
お馴染みも薄く、飛んでる飛行機も1日1便。
女性の方がお楽しみの、ブランド品のお買い物ができるという訳ではありませんが、
昭和の原風景や、優しく温かい人々の心を身近に触れて頂ける旅になればと願っております。
液体モノは決められたビニール袋に詰め替え(口紅までとはビックリ!)、いよいよチェックイン。
だんだん気持ちが日本から抜け出す瞬間・・・
いよいよ皆さんを乗せたガルーダ航空883便が、滑走路にその雄姿を現しました。
エ~ンヤコ~ラ~~と力をためて~~
ウ、グ~~重い・・・
よっしゃ~~、上がった~~!!
も~ちょい!!
後ひとがんばり・・・
お見事~
夢一杯にインドネシア目指し、大空の中へ無事飛び立ちました。
皆さま、お気をつけて行ってらっしゃ~い