このあいだここで

旧軽井沢を文学散策はいかが・・?と

室生犀星さんにまつわる

街歩きのお話をしたけれど もうひとつ
その、室生犀星さんとも交流があって

軽井沢とより縁の深い

堀辰雄さんを巡る散策はいかが ?

堀辰雄さんは 室生犀星さんを師とも仰いでいて 「 軽井沢の我が家 」とも呼んでいた 旧軽井沢の
今の 「 室生犀星記念館 」 になっている別荘から

程近い場所にも家を借りて住んでいたこともあったし

大正12年19歳の時に軽井沢を訪れて以来、毎年のように軽井沢を訪れるようになって
軽井沢を舞台とした作品を

多く残しているんだ
聖パウロ教会周辺の情景を描写した

「 木の十字架 」

サナトリウム・レーンと平成になってネーミングされた 小道辺りで遭遇したかもしれない老外国人医師が
モデルになったといわれる

登場人物も描かれた「 美しい村 」
この

「 美しい村 」のロゴは 近年の軽井沢の

キャッチコピーにもなっているよね
他にも

沢山の作品を残した堀辰雄さんは
昭和19年からは追分に定住し、昭和28年に49歳で亡なられたんだけれど、

追分宿を貫く江戸時代の中山道沿いに
「 堀辰雄文学記念館 」が設けられて

ファンや文学好きの人たちが訪れているよ
晩年を過ごした旧居や楽しみにしていた

離れ家の書斎などが保存されて 今年 開館25周年記念を迎えるので
記念の企画展

「堀辰雄とすばらしき文学者たち」を 6月17日まで開催しているんだって
散策を楽しみながら 軽井沢、追分の春と文学めぐりを楽しんでみたら?