ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

それは「逃げ癖」?

2023-10-12 23:27:23 | 思うこと

最近、ちょっと気になる言葉が「逃げ癖」

 

例えば、不登校だった子が学校に行けるようになり、しばらくは順調に登校できていたけど、

どこかで崩れてしまい、また休むようになる。

 

最初に「休む」って結構、勇気がいるものだと思いますが、

次には「休む」ことへのハードルが少し低くなってしまっていたりする。

 

不登校を経験した子は、何かあったら、また休む選択をしてしまいがちとは思います。

 

あの時、頑張って行けたのに・・・

あの時の勇気をしぼり出せば、行けるのでは?

そうしようとしない(ように見える?)子どもの姿に・・・

 

「また逃げてしまっている」と思ってしまう。

 

 

「休む」ことが「逃げる」こと。

「逃げる」ことが「ダメ」なこと。

 

そう、決めてしまっていいのだろうか・・・とも思います。

 

 

9月1日に命を絶ってしまう子は・・・・

 

学校に行こうとしている子。

何があっても学校を休んではいけないと思っている子。

つまりは・・・とても真面目な子。

 

・・・なんだと思います。

 

先日、社会人の拒食症の方の記事を読みましたが、

なにがあっても仕事だけは休んではいけない・・・と思っていたそうです。

そしてどんどん痩せていく・・・

 

「頑張り過ぎる子」の方がかえって怖くないですか?

 

頑張ろうとする子の中には・・・

「休んだらお母さんが悲しむから」・・・という母思いの優しい子もいます。

 

「母の悲しそうな顔」が子どもにプレッシャーを与えてしまっている。

きっと、呆れ顔や怒り顔はもっと子どもにダメージを与えている。

 

 

昨日のドラマの記事もそうです。

 

「あなたは正しい子ね。しっかり者ね」という姉への声掛けは、

そうでなければならないだ。そうであれば母は嬉しいんだ・・・

と子どもにプレッシャーを与えているだけでした。

 

「逃げ癖が抜けていない」「また逃げ癖が・・・」

と思うことは、「逃げることはよくない」とプレッシャーをかけること。

 

確かに「逃げ」なのかもしれないです。

頑張れば行けるのかもしれないです。

 

でも、行こうとすると体調に出てきたり・・・

決して、怠け心で「行かない選択」をしているわけではないと思います。

ゲームしたいから休んじゃえ・・ではないはず。

 

けん太は中学生の不登校の時、家でゲームし放題でした。

たまに友達が来て遊んでいた時もありました。

 

一見すると「楽しい不登校」

でも、夜は不安で寝れなかったそうです。

だいぶ経ってから知りましたが・・・

 

そこで「逃げ癖」と思われたら・・・

 

本人が一番、苦しんでいるのかもしれません。

それを忘れてはいけないと思います。

 

 

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