モーリの切り絵を楽しむ!!

切り絵をやっています、モノクロに拘って作品を創作しています。
あなたも一緒に愉しみませんか?

プロとアマの違い!!

2014年07月01日 | 日記
「関西扇面芸術展」に出展し、京都展の会場で多くの方々と話して色々感ずる所が有りました。

先生方はプロとして活躍されています。

●プロは作品が命!
 常に作品が命として、日々の世間の強い視線にさらされています。
 その為に多くの努力と苦労をされながらお弟子さんたちを指導されています。

●プロとしての一言一言が重い!
 一言一言に重みが有り、自信を持って話される。
 どんなに些細な事でも、ご自身の体験からの発言ですから、説得力が有ります。

●プロの一言に大きな示唆が有る!
 たったの一言でもその中身は深く、示唆が多い。
 ここをこうした方がの一言に人生が見える。
 今の作品よりももっと良くなる提案が随所にあり、自分で考える糧になる。

●プロは多忙でも優しい!
 多くの仕事や教室をこなしながら、会の運営や準備設営など超多忙・・。
 それでも決して愚痴らず、優しく接して下さる。

●プロは常に真剣勝負!
 アマはこの辺で良いかと妥協しても誰からも文句を言われません。
 作品が気にいらなくても出展出来ますが、プロは常に真剣勝負。
 全神経を研ぎすまし、作品を納得できるまで完成させる。


等など自分が感じた事です。
「もっと迫力」をの一言で、自分は迷いが吹っ切れました。
細かい事に拘り、あれもこれもと描き込んでいる作品が多いです。
「もっと迫力」をの一言で、自分は迷いが吹っ切れました。
何が自分の主張かをもっと大胆に迫力ある様に描けば良いと再認識しました。

この一言で、会場で来年の構想が出来上がって来ました。
既に下書きを描き始めていますが、もうそれだけで「迫力や気迫」がまるで違う作品になりそうです。

多分これからの自分の作風が大きく変わる事になる事でしょう。
プロでは無いですが、少しでもプロの意識を持って剪画(切絵)に取る組みたいと強く思ってます。

いい出会いに感謝、自分の未熟さを痛感した京都展でした。(良い作品を生で見る事が素晴らしい)

写真はM先生から頂いたしおり風の作品です(26日の懇親会の後、夜自宅で描かれたそうです)。
M先生は男っぽい作風ですが心細やかな素敵な女性です。



自分は日本剪画美術展の絵はがき2枚と卓上カレンダーをお渡ししました。(最後にハガキサイズの藤を触れて剪画を知って欲しく・・)
コメント (1)
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