カルロス・クライバー指揮 バイエルン国立管弦楽団(olfeo) 5/3/82
熱い演奏。
こんなベートーヴェンがどこから来るのか。右肩上がりに作られたような、
当時、バッカスの競演と言われた曲。
今でいえばロック的なリズム感覚があり、前に前に進むような曲調がある。
クライバーという指揮者はリハーサルを入念に行うタイプだったようで、
そこで作り上げられたものを舞台に上げていた。
自身の総力を楽団に伝えたものが表現されて、このような演奏が
出てきたのかもしれない。
一夜の演奏とは言え凄いものを残したものだ。
暑い夏。エアコンの中で聴いていた。
熱くて爽快感のある演奏。
この曲ではある意味右に出るものがいない集中も燃焼も高く、終演後の
聴衆もその演奏の凄さを受け止め、反応するまで時間がかかっている。
私は下戸なので、飲みながら聴くことはないものの、踊りださんばかりの
進み具合は、この演奏ならではだ。
馬車の時代に作られた作品ながら、この演奏をベートーヴェンが聴いたら
どのような感想を述べるだろう。
熱い演奏。
こんなベートーヴェンがどこから来るのか。右肩上がりに作られたような、
当時、バッカスの競演と言われた曲。
今でいえばロック的なリズム感覚があり、前に前に進むような曲調がある。
クライバーという指揮者はリハーサルを入念に行うタイプだったようで、
そこで作り上げられたものを舞台に上げていた。
自身の総力を楽団に伝えたものが表現されて、このような演奏が
出てきたのかもしれない。
一夜の演奏とは言え凄いものを残したものだ。
暑い夏。エアコンの中で聴いていた。
熱くて爽快感のある演奏。
この曲ではある意味右に出るものがいない集中も燃焼も高く、終演後の
聴衆もその演奏の凄さを受け止め、反応するまで時間がかかっている。
私は下戸なので、飲みながら聴くことはないものの、踊りださんばかりの
進み具合は、この演奏ならではだ。
馬車の時代に作られた作品ながら、この演奏をベートーヴェンが聴いたら
どのような感想を述べるだろう。