年初から運命はかく扉を叩く。いろんな叩き方がありますね。
ベートーヴェン/交響曲第5番 ハ短調 「運命」 Op. 67
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, ゲオルク・ショルティ (指揮)
(Decca)1958年9月
ウィーンフィル ソフィエンザール ウイーン(セッション)
ショルティーはどちらかというと、機械的というか、きっちり
音楽を組み立てて聴かせるタイプかなとおもっていたのですが、
この演奏は50年代のウィーンフィルを使って、べートーヴェンを
表現した1枚です。
当時のウィーンフィルが、よくこの演奏をOKしたものだという感じが
します。老舗の歴史のある楽団ですから、「我々はこのように演奏して
きた歴史があるので、あなたの意見には同意しかねる」と言いだしそうな
指揮者対楽団の図式が浮かびあがりますが、それを、演奏させた
ショルティーは当時40代。まだまだ、野心や意欲満点の時代だったのかも
しれません。
個人的にウィーンフィルというと優雅とか伝統美とかそんなイメージしか
なかったものだから、この1枚は、びっくりしました。
緊張感のある締まった演奏で、ちょっとワクワクドキドキ。
各パートの音色もよく表されているのではないかと思います。
年初から運命はかく扉を叩く。いろんな叩き方がありますね。
ベートーヴェン/交響曲第5番 ハ短調 「運命」 Op. 67
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, ゲオルク・ショルティ (指揮)
(Decca)1958年9月
ウィーンフィル ソフィエンザール ウイーン(セッション)
ショルティーはどちらかというと、機械的というか、きっちり
音楽を組み立てて聴かせるタイプかなとおもっていたのですが、
この演奏は50年代のウィーンフィルを使って、べートーヴェンを
表現した1枚です。
当時のウィーンフィルが、よくこの演奏をOKしたものだという感じが
します。老舗の歴史のある楽団ですから、「我々はこのように演奏して
きた歴史があるので、あなたの意見には同意しかねる」と言いだしそうな
指揮者対楽団の図式が浮かびあがりますが、それを、演奏させた
ショルティーは当時40代。まだまだ、野心や意欲満点の時代だったのかも
しれません。
個人的にウィーンフィルというと優雅とか伝統美とかそんなイメージしか
なかったものだから、この1枚は、びっくりしました。
緊張感のある締まった演奏で、ちょっとワクワクドキドキ。
各パートの音色もよく表されているのではないかと思います。
年初から運命はかく扉を叩く。いろんな叩き方がありますね。