MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

転がる石のように・・・

2019-01-15 19:28:40 | アコースティック・ギター・トリップ
転がる石のように・・・

アマチュア・ロックンロール・バンドの定番コピー曲。
「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」。

高校の頃、クラスメートでストーンズ好きなやつがいた。
ミック・ジャガー張りに長髪にして、気分が乗ると、教室で
これを歌いながら自分の振りつけでこの曲を踊るのだ。
色々な楽しみ方があるのだなとその頃思った。

個人的にはビートルズ寄りだったので、ストーンズの曲は
高校のバンドがコピーしていたこの曲と、あと2-3曲くらい
しか知らなかった。

こんなに長きに渡って活動するなど、誰が思ったでしょうか。
不良?のイメージは外からのもので、本当にそうだったら
ここまで転がり続ける事は出来ない。

キースが「転がり続けることが難しいのだ」と何かのインタビューで
コメントしていた様に、ここまで来たら解散ぜずにメインストリートを
突っ走ってほしい。

話は変わって、今年の3-5月に彼らのローリング・ストーンズ展が
東京で開催されるという。海外でも催されてからの東京展示の
様だ。ロックの殿堂が東京に・・・。そんな記事を読んでいて、
先ほどのジャンピン・ジャック・フラッシュを思い出した。
あのリフがカッコよく、一度聴いたら忘れられず、ギター弾きなら
リフのコピーなら朝飯前などという世界になる。

知らない事のみ多かりき・・・。

wikiより引用(ローリングストーンズ)
この曲のギターの音は一聴するとエレキギターのように聴こえるが、
実際にはアコースティックギターの音である。
キース・リチャーズはギブソン・ハミングバードをDまたはEの
オープンチューニングに変え、フィリップス製のカセットレコーダーに
録音し、これに過負荷をかけた状態で再生し、モニタースピーカーから
出てきた音を使用したという。
歪んだエレキギターのようなサウンドは、この様にして得られたわけである。
リチャーズは「この曲と"ストリート・ファイティング・マン"では、
一切エレキギターを使ってない」と語っている[5]
5.^ a b “Jumpin' Jack Flash:” (英語). 2016年8月23日閲覧。
http://www.timeisonourside.com/SOJumpin.html
原本の記事は2002と2010年に出ています。

おぉ、何という事。GIBSONハミングバードで弾いたリフを
フィリップスのカセットテレコに録音して・・・。
(ディストーション?)電気的処理をしたのだろうと思うけど、
まんまエレキじゃんという音している。
キースはこのように当時実験して?使い物になる音を見つけて
録音しOKテイクにしてしまった。
アコギじゃん(>_<)。

一般的には、エレキで弾いてしまってもなんの問題もないけど、
こんなキースの努力の甲斐もあって、エヴァーグリーンナンバーに
なった。記事にもありましたが、オープンDまたはEで
カポタストをつけ・・・。
ナッシュビルチューニングのギターまで重ねているという。
こだわってますね。いやあ、キース偉い。
そしてやっぱりロック・アーチストはアコギもGIBSONなんだ。

ジャンピン・ジャック・フラッシュ  ローリング・ストーンズ
https://www.youtube.com/watch?v=B9hc-gNBU2A

JR西荻窪下車 徒歩・・・

2019-01-15 18:36:02 | 音楽が流れる喫茶&BAR
JUHA(ユハ)

お店が定休日前日の日曜日。
夕方暗くなってから店を探した。
道はあっているはずだが、出てこない。
電柱の住居表示を見ながら通りの
反対側をたどると店はあった。
鉄のドアを開けて入ると、「今日は6時
までですけどいいですか?」と聞かれる。

LP片面か・・・、と思いつつOKし、
ストロングタイプのコーヒーをオーダー。
入店時はシャンソンがかかっていた。
店内はなぜか女性ばかり、何かの業界の方が
話に夢中になっていた。
カウンターにも2人ほど。

ここは、映画などのカルチュアに関心があったり、
内装や家具などの雰囲気に味わいを求めたり
店内の空気感を感じられる人が集まるような
店なのかもしれないと思った。

JAZZもレコードで流している。
ツイッターの記事で、時折、カントリーブルースや
アッカ―マンなどのレコ・ジャケが写っている事が
ある。そのようなアルバムも流すのだろうか。

次はエルビン・ジョーンズのアルバムがかかった。
ジャケットはカウンターに出る。

Dear John C.(impulse!)1965
https://www.youtube.com/watch?v=3k6OlUudHx4

インパルス・レーべルの1枚。
紙面の中では知っていたが、聴くのは初めて。
ダイアトーン(三菱)製のスピーカーから
流れてくる。チャーリー・マリアーノって、
こういうプレイをしてるんだと初めて聴いた。

ピアノはハンク・ジョーンズ(長兄)。
マッコイ・タイナー(笑)かと思った。上手いなぁ~。
サド(Tp)がいないところが味噌だけれど、
リチャード・デイヴィスのベースもブイブイ言ってて、
ジミー・ギャリソンかと思った。往年のカルテットかと
思ったらそうではないけど楽しめた。流石、エルビン。

3枚目は見たことないジャケットのピアノトリオ盤だった。
閉店時間も近い。ここで席を立った。
コーヒー豆は「南風配達人」店謹製を使っており、
個人的には美味しい一杯だった。


お店HP
http://www.juha-coffee.com/

紹介記事
http://www.haconiwa-mag.com/magazine/2017/12/juha/